180110 つながりと気配

『京都の家』

外と内との間、部屋と部屋との間
ただ、透明な硝子だけが何も隠すものはありませんよと存在するだけでは
気配は生まれない。

ほどほどに隠して
ほどほどに距離感を作って
必要に応じて調整して。

つながり方を想像して
デザインに落とし込む。

不動産である建築の中で
唯一、動きのある建具。

奥行きたった数cmの間が生みだす
気配は建築を豊かにする。

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辻・近川建築設計事務所
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by tsuji-chika | 2018-01-10 08:47 | 『京都の家』 | Trackback | Comments(0)
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