『新宮の家』
ビルの谷間に建ち窓際の採光だけだと中が暗くなる。
谷間に降り注ぐ貴重な太陽の光をとりいれる為に天窓を設け、キッチンの手元の明かりとした。
光をダイレクトに取り入れると光のムラができてせっかくの光が単調なものになってしまう。
ヒノキのルーバーに光を拡散させることで
やわらかく、あたたかい光が室内に落ちるようにした。
ヒノキはそのままだと、木肌が強くなる為
ほんのりと薄く白の塗装で化粧をしている。
整った木目と光の愛称がとても良い。これで家の格好がついた。
■ルーバーに反射することで光の質が変わる
辻健二郎建築設計事務所Instagram