アメリカはポートランドの代名詞的なホテル、エースホテルのロビー。
天井の高いゆったりとした空間に、ダークブラウンに着色した腰壁が空間に落ち着きを与えている。
居心地の良さは、重心をグッと下げる腰壁の存在感。
『日方の家』
もともとの、天井高さが2m50cmの部屋。
立って移動する分には良いが、ソファーに座ったり、くつろいだりするには少々高い。
見た目の重心を下げる為、2m20cmの高さに腰壁を張った。
装飾的な巾木、廻り縁を付けてしまうとアンティークになりすぎるので
すっきりとした角材を使用している。
■明るい印象になるように腰壁は透明のワックス仕上げとした。少しずつ日に焼け飴色になる
辻健二郎建築設計事務所Instagram