『赤坂台の家2』
図面の中を歩くという感覚。
特に展開図を描くときは部屋の隅々に意識が向かい
実際にその場にいるような感覚になる時がある。
その逆もあって、日常で体験することを
2次元(図面)として置き換えてしまう癖がある。
先生とは、先に生むと書く。
(便宜上かもしれないが)設計士が現場で先生と呼ばれるのには
先に図面上で疑似体験しているからだと思っている。決して偉いからではない。
視線の先に見える軒裏のスギ板。
特に、玄関へは下から階段を上るアプローチになるので
この軒裏の印象が建物の印象につながる大事な部分。
山長商店さんに
手配頂き紀州材の上品なスギ板として頂きました。
■無意識に毎日見るところ こういう所に気を配りたい
辻健二郎建築設計事務所Instagram