『白浜の家』
南国の照りつける日差しの下、配筋検査をさせて頂きました。
写真は1階(申請上は地階扱い)のコンクリートの型枠。
型枠(ベニア)を両側からサンドイッチして、それぞれがコンクリートの重みで離れないように
セパという鉄筋の棒で両側から引っ張ります。
コンクリートにはこのセパの端部につくピーコンと呼ばれる部材の後が残るので
それを事前に割付ておく必要があります。
割付と言えば、コンセントや照明、エアコン用のスリーブ(穴)なども
それぞれが干渉しないように、それぞれがバランス良く見えるように位置を決めています。
工種が、型枠、鉄筋、電気、設備、ガスと複数にまたがり
それが1回コンクリートを流すだけで、すべてが決まってしまうところに難しさがあります。

辻健二郎建築設計事務所Instagram