191018 伝えること

『三重の家』

毎回同じ方との仕事だと、「〇〇邸の納まり」と伝えれば用が済む。
しかし、毎回違う方だとそうはいかない。

図面に描いてあるからといって
そのままこちらの意図が伝わるわけではなく
どちらかというと伝わらないものとして入っていった方が良い。

朝8:30に現場に到着し、各職方の担当者と打合せを行う。テーブルは軽トラの荷台。
こちらもこのやり取りを何百回と繰り返してきたので大体のことは説明できる。

人に伝えることは難しい。

手描きで描いて伝えること。

細かな納まりになれば
三角スケールとパイロットのフリクションペンを使ってその場で正確に図面を描く。
ゆっくりと正確に。必要に応じてmulti8で着色する。
時間がかかるが、そのスピードに合わせてしゃべりながら思考のプロセスを
職人さんにも共有してもらう。

何も描く図面が正しくある必要はない。
最初に描く図面はたたき台程度として捉え
職人さんの意見を反映させながらより良いものにブラッシュアップさせる。

一緒に思考して頂くことで、「ようやくわかった!」と言ってもらえればしめたもの。
その後のやりとりはスムーズに展開します。

■時間をかけて金物ひとつづの寸法をおいながら描く
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■親子で工務店をされています

建築峪中のお父さん。一緒に製図をしてくれます(笑)。
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辻健二郎建築設計事務所
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by tsuji-chika | 2019-10-18 09:28 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)
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