『白浜の家』

軒の出1800と1500mmと、とてもゆったりとした切妻屋根。
間口に対して奥にぐぅっと長い間取りなので軒先がすぅっと通って気持ちが良い。
1階が土留めを兼ねた鉄筋コンクリート造で2階に木造の平屋が載ります。
建物に対して前面道路が大きく下がっているので
主とする外観は下から見上げるアングルになります。
真正面から見る立面図だけで検討していると、
このアングルのズレを捉えにくいので、CGによって勾配や建物高さを検討し調整しています。
とは言っても実際に建つまではまな板の上の鯉状態でいつまでたってもドキドキする。
形が単純な建物ほど、プロポーションが決め手になるのでここをはずすと他でリカバリーはできません。
■谷地にすっと納まりました。

■妻面は1階に比べて1m飛び出しています。

■周囲からの落ち葉を考慮して樋はつけません。

辻健二郎建築設計事務所Instagram