『白浜の家』
外壁の米杉の板。厚みが18mmある(通常外壁の場合は9mm~15mm程度)。
この厚みがあることを活かして
出隅の処理を
留めにして頂いた。
『厚みを活かして、厚みを感じさせない納まりにする・・・。』
さらに、戸袋と外壁の割付も合わせてさらにその意図に磨きをかける。
仕上がった状態を見ると外壁がシームレスにつながり
面であるものが、箱に見える。
計画初期にイメージしたのは、『浮遊する木箱』。
それを完成させるポイントはこの出隅の処理にあった。
■一枚づつ合わせるのでミスが許されず、もの凄く手間のかかる仕事
辻健二郎建築設計事務所Instagram