『三重の家』
障子が動くのは当然。
三重の家では梁と柱が露出している。
柱のサイズ・梁せいは統一され
910mmで割付られて、間崩れがない間取りなので
柱・梁の内側の有効があそこでも、ここでも同じとなる。
それを利用して、玄関土間と寄せの間に障子を仕込んだ。
冬場は玄関からの冷気止めとして機能して、
夏になると障子を外して
洗濯室からの出入り口の方(裏方)に移動させ
そこについた溝に入れて邪魔にならずに利用できる。
夏と冬で障子の場所が移動するということ。
■三重の家完成しました。改めて写真撮影に伺います。


辻健二郎建築設計事務所Instagram