『白浜の家』
霧島杉の赤身三面柾の床柱に山桜の一枚板。
全く華美ではないが、他との調和をはかりながら鈍い存在感を示す。
床柱を扱う様子を見ていたが、空気が張り詰めている。
あっ!と失敗すれば代わりがない緊張感と
訪れた人が必ずこの柱を見る、視聴率が高い為に仕事の粗が許されない求められる高い精度。
手垢を残さないように手袋をして丁寧に丁寧に仕事を進める。
■良い素材は仕上がった時には存在感を示さない
年月が経つとじわじわっと滲み出てくる

■想像してみてくださいこの幅の板がとれる桜の木を・・・
辻健二郎建築設計事務所Instagram