『広川の家』
京都にある
岩倉実相院のように
床に漆を塗ることで外の景色を室内に取り込む建築手法がある。
今回、そこまで大胆な効果はないにしても
ステンレスのカウンターや
ウレタン塗装のテーブル
左官壁のモールテックスなどが鈍く光を反射し室内に艶っぽさをプラスしてくれた。
ここに
PH5のペンダントが吊られると
テーブルの天板に器具と光が映り込みよりその効果が期待できる。
素材感というものを耐久性や使い勝手などといった機能的側面だけを見るのでなく
室内に与える印象も考慮して決められるとより深い空間につながってきます。
■ステンレスのカウンターに外の光が反射している

■照明器具の映り込み(器具が増えて得した気分(笑))

■左官壁の魅力は湿度を感じる鈍い反射
kenoba辻健二郎建築設計事務所Instagram