『tke』
故宮脇檀は入れ子の構造を好んで使った建築家。
偶然にもオーナーが好きな建築家も宮脇さんだったりする(笑)。
入れ子の構造というのは
ロシアの土産物で有名な
マトリョーシカのように
大きな構造の中に小さな構造を放り込む構造で
一般的なの一つの構造よりも、複雑で奥行きのある空間を作ることができる。
今回の計画でも2階にその雰囲気があらわれていて
外光が差し込めば、倉庫側からの間接光もあったりする。
その境界が透明なガラスだけで区切られているものだから
よりその違いが室内に反映され深みのある空間になっている。
■ラボ(研究室)のような雰囲気が漂う



kenoba辻健二郎建築設計事務所Instagram