近所の解体現場、和大宿舎の建物。
あまりの迫力にカメラを持っていって撮影をさせて頂いた。
解体現場をみる度に思うことは建築の寿命について。
①老朽化により物理的に寿命になったもの
②機能的な役割が時代に合わず寿命になったもの
このどちらかなぁという意識で
そのあらわになった断面を見ている。
今回のケースは①②どちらもありそうですが
街中を観察していると②の機能的な役割を終え解体されるものが圧倒的に多い。
建築を作る側としては普段は①に対して注意を払う。
しかし、実態は②について考えることの方が建築の寿命を延ばす
ことにつながると思う。
kenoba辻健二郎建築設計事務所Instagram