220111 手に触れるところ

『砂山の家』

家具に付けるつまみ。

独立する頃に影響を受けた故永田昌民さん(建築家)が言っていたことで
今でも大事にしていること。
『直接手に触れるところこそ大事にしなさい』

扉はシナ合板にペンキ塗り。
つまみはステンレスの鋳物。

これを逆転して
扉はメラミン、つまみはアルミのダイキャスト
といった組み合わせなんかを結構見る。

手に触れるのはつまみ。
こちらを大事にすると使っている人が心地良く
見た目もキュッと引き締まる。

床・壁・天井の優先順位は、足が直接触れる床材。

■お施主さんに選んで頂いたつまみ 素敵です
220111 手に触れるところ_b0129659_12063831.jpg
kenoba
辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2022-01-11 12:19 | 『砂山の家』 | Trackback | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 220117 tone 220105 初心に返る >>