『砂山の家』
玄関ポーチに貼られたタイル。
レンガ貼りでなく、芋目地(目地を通す貼り方)で貼って頂いた。
通常こういったアイテムを使う場合
アクセントという扱いをして、外壁の白に対して黒や茶色といった
違う色を持ってきがち。
しかし、そもそも個性のあるアイテムの場合
それを使うことじたいが既にアクセントとなっているので
どちらかというと、外壁の色、質感に寄せていったほうがうまく行く。
調子(tone)を合わせるという言い方をする。
目地の形式もそうでモダンな本体に対して
調子を合わすとなると芋目地が素直だという判断。
足すのではなく引き算で考えていく。
■タイルと目地がマットな質感

kenoba辻健二郎建築設計事務所Instagram