220118 地面とのつながり

『砂山の家』

建築史家・建築家/藤森照信さんが何かの文章で
設計したある建物の足場が外れた時、土地との馴染みが悪いことに気付き
外壁と地面との間にある基礎を土を盛って隠したと書いていた。

建物には基礎が必要だが
それが外観を地面/基礎/外壁とそれぞれに分割してしまう。
建物が、地面からスッと立ち上がれば地に足が付いた印象になるが
基礎が間に入ることでその連続性が断たれる。

木造の場合、床下の通気(基礎断熱にすれば別だが)が必要になるので
通気口(スリット)は塞ぎたくない。
外壁の出幅に対して基礎幅を調整して作っておくことで今回のような納まりにした。

■基礎の仕上げは外壁の吹き付けをそのまま吹いている
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kenoba
辻健二郎建築設計事務所
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by tsuji-chika | 2022-01-18 08:23 | 『砂山の家』 | Trackback | Comments(0)
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