『砂山の家』
1階の床から前の道路までの間には必ず高低差がある。
道路⇒玄関ポーチ⇒玄関⇒式台⇒1階床
とこの間でその高低差を吸収していく必要がある。
図面を描く人だとわかって頂けると思いますが
どこでどうそれを吸収するかを考えるのは結構難しい。
和歌山マリーナシティーの施工図も描いたという
ある先輩設計士さんに教えて頂いたのは
前の道を基準にしてそこから上がっていくように考えるから
分かりにくくなる(外は場所によって高低差がバラバラなので)。
1階の床から降りていくイメージで1FLー〇〇mmと考えると
スムーズに検討できると。
目から鱗。。。
それ以降この高低差の処理の仕方が明確に捉えられるようになって
玄関廻りの処理が慎重に検討できるようになった。
今回は勾配を付けてダラ~っと高低差を吸収するのではなく
明確に段を設けて面で分割して処理をした。
■土の部分には砂利を敷いて、
松田さんに木を植えて頂きます。
kenoba辻健二郎建築設計事務所Instagram