前回ご報告した外構整備工事の「数奇屋門」が組み上がりました。
周囲の環境に合わせ、
出来るだけ巾、高さ共に小さく納めることを意識しています。
本日は、新たに設ける庭木について植木屋さんと打ち合わせ。
私たち設計者は、全ての工程について広く知識を持ち、
建物全体の調和を考える事が職能の1つですが、
各々の工程について一番詳しいのはその道のプロである職人さんです。
例えば木工事は大工職人さん、庭木については植木職人さんがそうです。
現場での打ち合わせを通じて職人さんの意見を取り入れ、
設計を変更することもしばしばあります。
今回は、門を入ってすぐの左手に当初設計には無かった、
「しだれ梅」を植木屋さんのすすめで採用することになりました。
早春には赤く美しい梅の花が、来訪者をあたたかく迎えてくれると思います。