081122 限界耐力計算vol.1

海南市内で耐震補強工事の設計監理をさせて頂いています。

今回の建物は、「明治時代」に建てられた、木造伝統工法の建物です。

現在の木造の建物は軸組工法と言い、
地震や暴風の水平力を『筋交い(すじかい)』で負担するという考え方です。

対して、伝統工法の建物は土壁や差鴨居、
ほぞや貫などの『粘り』で水平力に耐えるという考え方です。
その特徴を生かした設計法が最近研究され、
『限界耐力計算法』と呼ばれています。
主に、仕口ダンパーや荒壁パネルによる耐震補強を行います。

地震が起きた際にはある程度揺れますが、
倒壊しない(人命を守る)ことを目標に設計します。

今回は、この限界耐力計算法を試み設計を行っており、
旧来の設計法に比べ、工事費が飛躍的に安くなっています。
工事の費用についてなど、詳しくはまた次回ご報告します。

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by tsuji-chika | 2008-11-22 10:05 | Trackback | Comments(0)
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