2008年 08月 15日 ( 1 )

080815 肌理(キメ)

肌理(キメ)について考える時、人の目はすごいなといつも思います。
本人は意識しているわけではないけれでも、
なんとなくその材料がもっている表情を目を通して察知しているということ。
「ツルっと」「ザラっと」「硬そう」「柔らかそう」「水を吸い込みそう」「汚れにくそう」
それら印象を瞬時のうちに判断することができます。

設計する者として、考えたいのがそれらの判断が無意識の内に行われているということ。
何らかの物を見る時に、どんな人であれその物から受ける印象を感知しているということ。

その視点に立つと、形や、色といったことと同じように、
肌理を扱うという感覚がとても大事なことであると考えています。

■奥行きをもつ肌理
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■凸凹とした肌理により、日のあたりかたで建物の表情が灰色⇔白と変化していきます
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by tsuji-chika | 2008-08-15 09:24 | 『大野中の家』 | Trackback | Comments(0)