2009年 12月 02日 ( 1 )

091202 正面性

山中湖の家∥大野中の家3∥湊の家∥赤坂台の家

間口14m奥行き20mのゆったりした土地に建ち、
三方を住宅に囲われ、南東は巾員10mの道路に面しています。
40坪~60坪の住宅街とは違い、
もう一回り大きなスケールをもった街区となっています。

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クライアントの要望の第一位は、『格好の良い家にして欲しい』。
その言葉の中には、
この場所に建ってもうずもれることなく存在感のある家にしたいという
意味が込められているように感じました。
予算の制約の中、普通に建ててしまえば、
大きなスケールに完全に取り込まれてしまうことは明らか。
そこで『正面性』というキワードを形態に反映することにしました。
一言でいってしまえば『ドンと構えた形』。
具体的には、
寄棟の屋根とすることで対称をつくり、
インセットされたバルコニーの存在によって建物に陰影を与えていきました。
建物前面には、十分な『引き(距離のこと)』をとって正面性をさらに強調し
前庭に木製のフェンス、植栽を植えることでその距離感をさらに演出していきます。

■設計では模型に対し軒の出と2階窓をさらに大きくしています
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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2009-12-02 09:26 | 『湊の家』 | Trackback | Comments(0)