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081122 限界耐力計算vol.1

海南市内で耐震補強工事の設計監理をさせて頂いています。

今回の建物は、「明治時代」に建てられた、木造伝統工法の建物です。

現在の木造の建物は軸組工法と言い、
地震や暴風の水平力を『筋交い(すじかい)』で負担するという考え方です。

対して、伝統工法の建物は土壁や差鴨居、
ほぞや貫などの『粘り』で水平力に耐えるという考え方です。
その特徴を生かした設計法が最近研究され、
『限界耐力計算法』と呼ばれています。
主に、仕口ダンパーや荒壁パネルによる耐震補強を行います。

地震が起きた際にはある程度揺れますが、
倒壊しない(人命を守る)ことを目標に設計します。

今回は、この限界耐力計算法を試み設計を行っており、
旧来の設計法に比べ、工事費が飛躍的に安くなっています。
工事の費用についてなど、詳しくはまた次回ご報告します。

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by tsuji-chika | 2008-11-22 10:05 | Trackback | Comments(0)

081121 数奇屋門vol.1

前回ご報告した外構整備工事の「数奇屋門」が組み上がりました。
周囲の環境に合わせ、
出来るだけ巾、高さ共に小さく納めることを意識しています。

本日は、新たに設ける庭木について植木屋さんと打ち合わせ。
私たち設計者は、全ての工程について広く知識を持ち、
建物全体の調和を考える事が職能の1つですが、
各々の工程について一番詳しいのはその道のプロである職人さんです。
例えば木工事は大工職人さん、庭木については植木職人さんがそうです。
現場での打ち合わせを通じて職人さんの意見を取り入れ、
設計を変更することもしばしばあります。

今回は、門を入ってすぐの左手に当初設計には無かった、
「しだれ梅」を植木屋さんのすすめで採用することになりました。

早春には赤く美しい梅の花が、来訪者をあたたかく迎えてくれると思います。

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by tsuji-chika | 2008-11-21 08:41 | Trackback | Comments(0)

080910 近川です

近川です。
和歌山市内で外構整備工事の設計監理をさせて頂いています。
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今日は塀のコンクリートを打設しました。
既存の青石を生かしたアプローチとし、奥に数奇屋門を新設します。
設計をはじめるにあたり、
目を養うべく奈良と京都を歩いてきました。

意識してみると、実にさまざまな門構えがあることが分かります。
(その時の写真です)
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計画を始める際には、
その案件に関連することについて、徹底的に下調べをする事にしています。
過去からは色々なヒントが発見出来ます。
また、随時工事の経過を報告致します。

オープンハウスのお知らせ
by tsuji-chika | 2008-09-10 10:39 | Trackback | Comments(0)