カテゴリ:『その他』( 104 )

190708 疑うこと

常に疑う癖をもつようにしている。
『その常識は本当に正しいのか?』

樋について。

屋根があれば樋を付ける。これが常識。

しかし、数寄屋の軒先図集をみていると、樋を付けない納まりもあることに気付く。

和室に横になり外を眺める。軒先からポタポタと落ちる雨音も風情があって良いではないか・・・。
これが常識を疑った結果生まれた違う視点。

必ずしも樋が必要な場面でなければ
落ち葉が溜まる樋をわざわざ付ける必要はない。

その都度、無思考に樋を付けるということであれば
それ以外の選択肢が無くなり、設計にも思考にも深まりが生まれない。

設計のバイブル、吉村順三の設計図集
が出たとき、吉村事務所でのスタッフがあまり考えないようになったと
何かの本で読んだことがある。
使いまわしの仕上表が危険なのは、疑うことを止めてしまうから。

面倒くさいが一から描くようにしている。

ズントーのサーペンタインのパビリオンなんかも好例
雨の様子
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辻健二郎建築設計事務所
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by tsuji-chika | 2019-07-06 16:02 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)

190704 ダイニングテーブルの照明問題

ダイニングテーブルの照明について。

火を囲って食事をする原始時代からの流れなのか
照明の教科書には、ダイニングテーブルの照明器具はペンダントに限ると書いている。

部屋の重心を作るという意味ではその通りだと思う。

そこでいつも気にするのは
鍋と焼き肉をする時どうするのかという問題。

そんなことを考えていると
ダイニングテーブルに吊るす照明器具は、拭けて掃除できることを前提に選びたい。

次に問題になるのが照明器具の高さ。
yamagiwaか何かで以前見た推奨は、テーブル高さ+60cmが照明器具の下端。
しかし、これで吊ってしまうと大体は低いと問題になる。(見た目はすごく良いです)

そこで思いきって、1m80cmや2mと立った時に頭が当たらない高さにする案が出てくる。
しかし、これはものすごく中途半端で重心を低くしたいと思ってペンダントの照明を吊っているのに
逆効果になる。そんなことをするぐらいなら何も吊らずにピンスポットのダウンライトにするのが正解だと思う。

と、色々と考えて自宅のダイニングテーブルの写真。
テーブルにスタンド式照明を置いて使っている。
これなら移動もさせられるし色々と気になっていた問題がクリアされる。

手元が明るく、横や下から顔を照らすので目の下に影(クマ)ができず
照らし方としても良い提案だと思う。

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by tsuji-chika | 2019-07-04 11:18 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)

180811 夏期休暇

夏休み。

8/12(日)~8/16(木)とさせて頂きます。

よろしくお願い致します。

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by tsuji-chika | 2018-08-11 10:37 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)

180331 辻健二郎建築設計事務所

2008年3月10日に
辻・近川建築設計事務所として
近川と共同設立をしてから、丁度10年が経ちました。

この度、ひとつの区切りとして
それぞれの屋号を
辻健二郎建築設計事務所
近川建築設計室
に改名させて頂き
辻と近川それぞれに新たな道を歩むことになりました。

事務所としましては
同じ場所を引き続き使いながらとなりますので
辻、近川共に住所、電話番号、メールアドレス等々はそのまま継続となります。

28歳に開業をした際には
諸先輩方からは、共同経営に対して
ネガティブなアドバイスが多かったように思います。

10年間を通して、そのアドバイスは
バランスの取り方、考え方やライフスタイルの変化などに対して
どのように折り合いを付けていくのかが難しいという意味が込められていたと思います。

僕達が10年間やってこられたのは
幼稚園から、小中高と同じ学校に通い
大学に入ってからもバックパックを背負い二人で世界中を建築行脚の旅をした経験が大きかったと思います。

長い時間を掛けて、この10年間をシュミレーションをするように
二人での役割、関係を築き上げてきたからこそうまく続けて来られたように思います。

これからは、それぞれの道を歩むことになりますが
お互いに支えあいながら歩いていた子供が、一人で前を向いて歩いて行けるようになったようなものだと感じています。
よちよち歩きではなくこの10年間を糧に、自身を持ってそれぞれの道を切り開いていけると思っています。

10年間応援して頂きました皆様方。本当にありがとうございました。
また、引き続き辻・近川共にご愛顧の程よろしくお願い致します。

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by tsuji-chika | 2018-03-31 10:38 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)

180319 釣り

建築や写真、運動や旅行・・・。
趣味というか好きなこととして色々なことに興味をもちチャレンジしてみたいと思う。

ゴルフや料理はやらないが、その面白さは横で見ていてもわかる。
機会があればしてみたいとも思うしやればはまりそうというのも想像できる。

しかし、釣りというものについては今ひとつピンと来ない。
子供の頃、日方川でよくわからない小さな魚を釣ったぐらいで幼少期の経験が無いと
いうのが大きいのかもしれない。
大学に入ってからも、大学の構内の池や沼で平田君に竿を借りて一緒に
釣りをしたこともあるがそれ以上にはまることはなかった。

以前書いたように
https://tsujichika.exblog.jp/27093136/
対象が見えにくいものに想像をし楽しむことが苦手なのだと思う。

長男が『釣りをしたい』と言うようになった。
魚の図鑑やテレビ番組を見ては目をキラキラ輝かせ『釣りをしたい』と言う。

釣り好きな人は
早朝からバイクや自転車で出掛け
寒い海に向かって糸を垂らして楽しそうにしている。
何かそこには秘密があるのかもしれない。

食わず嫌いで見落としていた発見があるのかもしれない。
一度思い込みをニュートラルに戻して息子と一緒に知ってみたいと思う。

■塩津港にて 糸が絡まって全く釣れず・・・
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by tsuji-chika | 2018-03-19 11:02 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)

170624 五感

引渡し間近の家で、現場検査をしていた。

美装は済んでいるものの、家具も置かれていないので
そこはまだ「現場」だった。

先に仏壇だけを納めたいということで
仏間の定位置に仏壇が納められた。
お施主さんが、ひとつの区切りということで線香をあげた。

その瞬間、ガラリと現場の雰囲気が一変した。
「現場」が「住まい」に変わった。

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実際に体感して頂くことでたくさんの発見をして頂けると思います
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by tsuji-chika | 2017-06-24 09:47 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)

170516 homify-大野中の家1-

ベルリンに本社を置く世界中の建築家やインテリアデザイナーと世界中のユーザーを直接つなぐ
プラットフォームSNS、『homify』。

大野中の家1
について特集頂きました。
第三者の方に記事を書いて頂くと新鮮な感じがします。ありがとうございました。
homify
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by tsuji-chika | 2017-05-16 06:11 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)

170325 style

本屋さんに行くと
アジアン、北欧、アメリカン、モダン、和風、カントリー、世田谷ベース風・・・etc
と建築に関わる本がたくさん並び、それはさながらファミリーレストランのメニューのよう。
これから建築を建てようとする人は自分の好みの本を手にとり『我が家でも実現したい』と思う。

つくる側の住宅産業としては、このメニューに対応するように各社メーカーがスタイルを持ち期待に答える。
流行やニーズが変わればそれに対応するようにスタイルもうまく追従させる。
ニーズがあるからスタイルを決める。それが商売だと思う。

設計事務所としては、
王道のメニューの完成度を上げるか
未だ見ぬ新たな創作料理(スタイル)を常に作り続けるかそのどちらかがとるべきスタンスだと考えていた。
結果的にそのように建築を捉えている人(設計士)も多いと思う。

しかし、スタイルということで建築を見ていては好きか嫌いかという好みの問題で話が終わってしまう。
建築という大きな木の枝だけを見ていては弱く、
建築が飽きられ消費され、あっという間におもしろくなくなる。

以前も同じようなこと(和風というスタイル)を書いたが、
本質的な幹の部分で建築を考え作っていきたいと思う。
それは好き嫌いという次元ではなくもう一歩手前のところで建築を捉えてみること。
漠然としてつかみにくい話だが
『艶』、『気配』、『生活』、『素材』、『場所』、『ゆらぎ』と言葉を手がかりに
建築の本当のおもしろさを見ていきたい。

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by tsuji-chika | 2017-03-25 10:27 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)

170317 まなざし

同じものを、同じシーンを見るにしても人それぞれに感じ方が違う。
写真を趣味にしていると、建築を仕事にしているとそのまなざしがとても大事だと実感する。

何故、心が動いたのか、何故かっこいいのかそれを心の中で考えながら過ごしている。
おもしろいのが、同じものを見ても何も感じなかったことがふとした瞬間にキラッと光る時がある。
それを発見した時は、素直にうれしい。

自分の成長なのか、ただものの見方が変わったのかその理由を考えるのもまた楽しい。

大事なのは、誰がみても同じように感じるあからさまな良さを見つけるのではなく
見落としていた小さな欠片に気づくこと。繊細になればなるほど見える景色が変わってくる。

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by tsuji-chika | 2017-03-17 11:24 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)

170110 nomad

PCから離れて、白紙の紙とペンと定規を持って喫茶店に入る。
何でもできるというのは時に窮屈なもので、ネット環境から離れて、限られた条件のみで考えを整理する。

特に詳細図を描き始める前は
いきなりCAD(図面をパソコンで描くソフト)を使うと
0.5mmの隙間が気になり、衛生器具のCADデータを探すことに必死になって
本来考えるべき使い勝手や、デザインや素材感の統一性を保つのが難しくなる。

どんどんと計画を動かしていく為には
少し太いペンで細かなことを気にせずスケッチを重ねることが重要なプロセス。
慣れてくると作図作業が楽しくなってくる。

■A3のコピー用紙はいつも持ち歩くようにしている 楽しいツールです
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by tsuji-chika | 2017-01-10 14:02 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)