カテゴリ:『赤坂台の家』( 23 )

100423 切り取る

大野中の家3∥湊の家 ∥赤坂台の家∥T∥House K

建築の手法のひとつに風景を切り取る(ピクチャーウィンドゥ)というものがあります。
一本の道、遠くの山がダイナミックに室内に飛び込んできます。
開口部の高さを調整しているので違和感なく納まりとても気持ち良い室内です。

隣家の窓はほとんどこちらを向いていないことがわかります
■街区の一番北奥に位置するからこそ獲得できた視界
■道路の向こう 山を越えたところに夏の花火をみることができます
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by tsuji-chika | 2010-04-23 10:58 | 『赤坂台の家』 | Trackback | Comments(0)

100422 足場がはずれる

大野中の家3∥湊の家 ∥赤坂台の家∥T∥House K

台座の上にポンと置かれたような建物。
下屋から落ちる影が建物に良い陰影を作っています。
難工事ではありましたが何事も無かったかのような落ち着きある佇まい。

この建物を特徴付けている巾の広い大きな開口部。
建物の間口半分がすべて開くという巾の広さ。
中からの景色は明日投稿させて頂きたいと思います。乞うご期待です。

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by tsuji-chika | 2010-04-22 08:36 | 『赤坂台の家』 | Trackback | Comments(0)

100420 真壁と大壁

大野中の家3∥湊の家 ∥赤坂台の家∥T∥House K

真壁(しんかべ)とは、木造の軸組み(構造体)がそのまま化粧として露出する壁。
大壁(おおかべ)とは、軸組みが表に露出せず壁で覆ってしまった壁をいいます。

玄関となる下屋は真壁
背景にある切妻のボリュームを大壁とすることで相対的に線の量を多くしています。
さらに繊細な建具が入ることで焦点が玄関の方へ向けられていきます。

■今月中の竣工を目指し急ピッチで現場が進行しています
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by tsuji-chika | 2010-04-20 09:32 | 『赤坂台の家』 | Trackback | Comments(0)

100408 姿を見せる

大野中の家3∥湊の家 ∥赤坂台の家∥T∥House K

少しずつ姿を見せてきました。
手間のかかる外部枠廻りの工事が終えたので次は左官工事。
斜めに振れている下屋がどのように映ってくるかとても楽しみです。

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by tsuji-chika | 2010-04-08 08:55 | 『赤坂台の家』 | Trackback | Comments(0)

100318 見せ場

大野中の家3∥湊の家 ∥赤坂台の家∥T∥House K

部屋の間口いっぱい窓が開く。
ハレの場所として使用されるこの部屋に
それぐらいダイナミックな仕掛けをした方が
客人を呼ぶとしても見せ場をつくることができる。
座った時の高さに定められた窓の垂れ壁と腰壁とで心理的な安心感を保ちつつ
畳にあぐらをかいて時には横になって寝転ぶことで一気に視界が広がる。
賑わいが溢れ出す楽しい場所となりそうです。

山中湖の家に比べ10cm巾が狭い
■左側が玄関 壁が斜めに入っているので開口部の端が壁に隠れて見えなくなっている
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by tsuji-chika | 2010-03-18 09:06 | 『赤坂台の家』 | Trackback | Comments(0)

100316 坂の上の家

大野中の家3∥湊の家 ∥赤坂台の家∥T∥House K

基壇の青石の上に梅が植わり背後に小さな家が佇む。
大きく張り出した下屋が訪問者を受けいれるように広がりをつくっています。

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by tsuji-chika | 2010-03-16 08:51 | 『赤坂台の家』 | Trackback | Comments(0)

100206 立った時と座った時

大野中の家3∥湊の家 ∥赤坂台の家∥T∥House K

立った時と座った時の視線は違います。

住宅展示場や知人の新築祝いに言った時たいてい
立ったまま中を見せて頂くことになることになるので
実際に住んでみると居心地が違ってくるということはよくあります。

座った時と立った時どちらの視線を主に考えるか。

赤坂台の家のメインの開口部。
有効巾2間のスカッと抜ける開口です。
皆が集まり畳に座ってワイワイする時の視線に合わせ
開口の高さを決めました。

■立った時:垂れ壁の影響で視線が遮られ囲われた印象を受ける
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■座った時:空に視線が抜け道路の先の空には花火が見えるようになります100206 立った時と座った時_b0129659_1383280.jpg


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by tsuji-chika | 2010-02-06 13:22 | 『赤坂台の家』 | Trackback | Comments(0)

100129 余白

大野中の家3∥湊の家 ∥赤坂台の家∥T∥House K

建物と敷地境界線の間にできる余白(スペース)。
この建物にはほとんどそれがない。
今回の敷地条件ではしょうがないところがありますが、
余白の存在はとても重要。
余白をいかしていくとプランの広がりが生まれるのも事実。
大野中の家1』がのびのびと広がって感じるのは東西南北に余白があったから。
さて『赤坂台の家』では何処を余白と考えたか。
工事が進んでくるとそれが少しずつ見えてきます。

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by tsuji-chika | 2010-01-29 09:46 | 『赤坂台の家』 | Trackback | Comments(0)

100123 『赤坂台の家』~上棟~

大野中の家3∥湊の家 ∥赤坂台の家∥T∥House K

難工事の1階車庫の山場が収束し本日無事に上棟を迎えることができました。
小さい建物ではありますが、
計画から確認申請手続き基礎・1階工事と
ひとつずつの積み重ねがようやくここまでの形となりました。
施工を請け負って頂きました
テラマエ建設様には引き続き安全第一をお願いしたいと思います。
そして無事にここまで工事を進めて頂きましたことを感謝です。

■左:1階は車庫 ホームエレベーターで2階にアクセスする構成
■右:遠くの山の向こうにマリーナシティーの花火が見える予定
100123 『赤坂台の家』~上棟~_b0129659_9185539.jpg100123 『赤坂台の家』~上棟~_b0129659_9161324.jpg


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by tsuji-chika | 2010-01-23 09:20 | 『赤坂台の家』 | Trackback | Comments(0)

091219 透水マットと止水板

山中湖の家∥大野中の家3∥湊の家∥赤坂台の家

1階駐車場が鉄筋コンクリートで作られ、それが擁壁を兼ねます。
擁壁は山側の土圧を受けると同時に沁みこんだ雨水の影響も受けます。

そこで登場するのが『透水マット』(写真上)。
水が沁みこんだ場合、それを排水するルート(水道)を作ってあげなければいけません。
透水マットを通って水が下に落ち、擁壁の側面に水が抜けるようになっています。

水の量が多くなって擁壁のコンクリートに水が沁み込む場合、
室内に水が漏れてこないようにいれるのが『止水板』(写真下)。
施工上できる土間コンクリートと立ち上がり壁の打ち継ぎ部が
どうしても弱点になってしまうので万一入った場合でも水が進入するのを防ぐ為に入れておきます。

普段の現場の中ではなかなかお目にかかることができない部材なので
ここに記録しておくことにします。

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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2009-12-19 17:03 | 『赤坂台の家』 | Trackback | Comments(0)