カテゴリ:『大府の家』( 57 )

110204 焼きスギ

「大府の家」

外壁が張られ始めました。
今回採用したのは焼きスギ板。
焼きスギとはスギの表面を燃やし炭化させて耐久性を高めた材料。
昔から見られる加工手法で耐久性はおりがみ付き。

本来は炭を残した凸凹の状態で焼きスギを使うのですが
住宅密集地ということもあるのでそれでは少し個性が強すぎると判断。
炭を落とした(それでもまだ手に少し炭が付きます)上で塗装を施した既製品を採用。
防火下地のダイライトを含めガルバリウム鋼板と同等の金額で張ることが可能です。
自然素材の風合いを楽しみながら耐久性も担保するにはとても良い材料だと思います。

■明日愛知へ向かいます 焼きスギがどのような印象になっているかとても楽しみ
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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2011-02-04 08:55 | 『大府の家』 | Trackback | Comments(0)

110129 隣家との間

「大府の家」

玄関入ってすぐ横。隣家との間に大きなFIX窓を設けました。
その向こうはすぐに隣家の外壁ですが
そこまでの1m程の距離は視覚的に室内側の延長として有効利用。

隣家が近いからこそ使える秘密のスペース。
くれぐれも窓に向かって開かないように・・・。

■玄関でいかに明るい表情をつくれるか 客人を明るい気持ちで迎えるにはとても効果的
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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2011-01-29 09:07 | 『大府の家』 | Trackback | Comments(0)

110128 床がめくれる

「大府の家」

床に畳を用いた時、置いているだけなので床(畳)をめくることが可能になります。
フローリングを張ってしまうともう一度めくってというわけにはいきません。

だからどうしたと聞こえてきそうですが、これが凄く便利になる場合も。
例えば部屋に変化を付ける為床を下げたい時、
床下にゆとりがなくなりますが何かあれば畳をめくって対応できますし
点検口を他でどうしてもとれない場合など
畳の下を点検口の代わりとすることが可能になります。

これを利用することで設計の巾がグッと広がります。

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by tsuji-chika | 2011-01-28 13:19 | 『大府の家』 | Trackback | Comments(0)

110119 同等品

「大府の家」

建築では仕上表等には、「〇〇同等品」という書き方をする時があります。
工務店さんに対して
同じ程度の仕様、スペックであれば似た材料にて代替して頂いても結構ですという表現。
つまり、使用する材料を限定してしまうのではなくある程度幅を持って許容することで
仕入れルート・在庫等の関係で安く手に入ったりするメリットがあります。

普段はあまり「〇〇同等品」という表現をすることはないのですが
今回は指定していた断熱材の納期が間に合わないということで急遽代替案を検討することに。

■屋根断熱材はスタイロフォーム+アルミ箔とすることで断熱+遮熱の機能を持たせています 
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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2011-01-19 08:23 | 『大府の家』 | Trackback | Comments(0)

110118 いろいろな検査

「大府の家」

先週土曜日に大府へ。
大寒波で雪のおそれがあり今回は電車で現場に向かいました。
乗り継ぎさえスムーズに行くと海南から2時間30分程(車の場合3時間)で大府につきます。

さて現場は着々と進んでおり、搬入が遅れていました断熱材も無事に到着。
大阪まで何度と脚を運んでくださいました監督さんありがとうございました。
今回は
・サッシ廻りの防水
・防水シートの施工状況
・前回検査(筋交い)等の指摘事項について確認
・板金施工
・電気配線・スイッチコンセントボックスの位置
等々チェック項目が目白押しということで午前中に着いて夕方近くまでとなりました。
お陰でクライアントはじめ監督さん、大工さんと色々と話ができ雑談(笑)も含めて
緊張感の中に楽しい現場になってきています。

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by tsuji-chika | 2011-01-18 13:31 | 『大府の家』 | Trackback | Comments(0)

100107 室内から自分の家を見る

「大府の家」

「大府の家」のクライアントと知り合いになれたのは「大野中の家1」を気に入って頂けたことがはじまり。
形は違えども、何かその気配が漂うものを提案したい。

「室内から自分の家を見る」http://tsujichika.exblog.jp/9067671というのもその1つ。
今回はさらに考え方を発展させ、小庭を取り込むことで広がりを獲得するような計画になっています。

■畳の間から家族室側を見る 縁台を連続させ回遊性も確保します とても楽しそう
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by tsuji-chika | 2011-01-07 10:31 | 『大府の家』 | Trackback | Comments(0)

101228 空間の質を求めて

「大府の家」。こちらも中間検査が無事終了。

建築の世界では『空間(くうかん)』という言葉を使うことがあります。
仕上げとか、設備とかうわっつらに左右されることのない
その場所に漂っている空気間といいますか、(うまく説明はできませんが)
印象深い場所には『空間がある』と言ったりすることがあります。

「大府の家」ではその『空間』の質について慎重に検討が繰り返されています。
改めてそれを仕掛けていると言ったところで、言葉には説明しにくい所ですが
少しずつそれらが顔を見せはじめてきました。

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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-12-28 09:06 | 『大府の家』 | Trackback | Comments(0)

101224 バルコニー

「大府の家」。
バルコニーというのは難しい。
防水の安全性を最大限に担保しながら
意匠的に外観に与える影響も考慮しなければならない。
基本は「簡単に」で、決してごちゃごちゃした仕舞にしないこと。

今回は両袖壁にドンと梁を通しその間を板壁で仕上げることに。
そうすることで床をいじめることなく腰壁を作れ、
下に隙間ができるのでバルコニー内の通風も確保できる利点が生まれています。
意匠的にもバルコニーが凹んだ陰影のある印象が作れるのでおもしろくなりそうです。

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by tsuji-chika | 2010-12-24 11:35 | 『大府の家』 | Trackback | Comments(0)

101221 ノウハウを蓄積する

「大府の家」。

屋根裏の通気穴。
通気層になる部分ですが
けらばの持ち出し垂木と干渉してしまうので通気穴をあけています。
これで空気がよどむことなくスムーズに流れるようになります。

現場で考えるようだと、見落としてしまう部分。
毎回全く違う形態のものを作っていくのではなく
設計事務所の仕様(納まり)をある程度限定していくことで
(ノウハウを蓄積するということ)品質面でも少しずつブラッシュアップされていくメリットがあります。

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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-12-21 09:28 | 『大府の家』 | Trackback | Comments(0)

101216 祝上棟

「大府(おおぶ)の家」上棟しました。
昨年の8月に「大野中の家1」を見学して頂いてから1年4ヶ月。
平成22年12月16日(木)、無事上棟致しました。

友八工務店さんのチームワークの良さは見事で
屋根の防水シート(ルーフィング)まで一気に施工してしまいました。
マンパワーもさることながら
誰に話かけても気持ちの良い対応が返ってくる身についた人柄はさすがだと言えます。
寒波の中、社長も朝からずっと立会いして頂きまして本当にご苦労様でした。

またこの日を楽しみにして頂いておりました
クライアントご家族の皆様、心よりおめでとうございます。

■両サイドのキューブ(箱)に挟まれ勾配屋根が落ち着きを生んでいます
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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-12-20 14:26 | 『大府の家』 | Trackback | Comments(0)