カテゴリ:和歌山県の風景( 59 )

190817 南方熊楠記念館

南方熊楠記念館
現場の近くにあり、建て替え前から話題になっていた建築。

白浜の青い空の下、白いボリュームがピロティで軽やかに浮かび上がる。
曲線の階段を登っていくと屋上庭園があり、太平洋が視線の先に広がる。

ん!?これって・・・。
南仏はマルセイユにあるユニテ・タビタシオン(近代建築の巨匠:ル・コルビジェ設計)の構成ではないか。

樋の処理の仕方、屋上庭園の遊具的な丸屋根。
担当した建築家がどれだけ意識していたかは定かではないが
南仏と白浜というロケーションがどこかオーバーラップしていたのではないかと
勝手な推測をして建築を楽しんだ。

さすがに屋上にはプール(ユニテにはある)はなかったが、
その代わり1階まで届く、光井戸があったのはとても示唆的。
建築家が残したメッセージかもしれない。

さて、南方熊楠についてはその名の由来が、近所にある藤白神社の楠の木から
とったということもあり妙な親近感がある。

展示は菌類学者としてのすばらしい功績、資料などがみれ、建築に興味が無い方でもおもしろい。
また人となりがわかる展示もされており、
1日2回の食事、紅茶とアンパンを愛し、朝食はam11:00にといったことも新たな発見。
また、愛用の鉄亜鈴(てつあれい)も展示されていて勉強し続けるには体力も必要と人間的な部分も垣間見れる。

最後に、「読むということは写すこと」というメッセージ。
大英博物館に入り浸り、ロンドン抜書として52冊に及ぶノートに書物を書き写した。
挙句のはてに出入り禁止になったのも有名な話。
細かな字で書かれたノートを見るだけでも、帰ったらノートと鉛筆を用意しようという気にさせてくれる。(実際に用意した)
もし熊楠が、現代に生きていたらその書き写すということをしていただろうか?
Ctrl+Cでコピーして、Ctrl+Vでペーストすれば、52冊に及ぶ抜書きも一瞬にして終わってしまう。

書き写すには時間を要する。
強制的にその時間が作られ、断片的な知識が思考の表層にあらわれることが
熊楠にとっては重要だったのではないかと思う。
つまり、大事なことは書き写すという方法論ではなくて
得た知識を思考する時間ということではないだろうか。
現代の難しいところは、その隙間時間を狙って様々な誘惑が仕掛けられていること。

これは手描きと、CADがどちらが良いのかという問題
スケッチと写真を撮るのがどちらが良いのかという問題にも通じていて面白い。

■コンペ要綱には紀州材を使用することとあったがそれらしい仕上げはなかった
どこに使われていたのだろう・・・。
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辻健二郎建築設計事務所
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by tsuji-chika | 2019-08-17 15:13 | 和歌山県の風景 | Trackback | Comments(0)

190709 御橋廊下-和歌山城-

和歌山城の御橋廊下。
この建築が好きだ。

泣く子も黙る斜めの建築。

建築は基本的にはX、Y方向の線によってつくられる。
村野カーブのように、自由な曲線を描く建築家もいるがこの類の建築は最も現場を困らせる。

御橋廊下は、堀をまたぎ高低差がある。
恐らく、高低差だけで平面的にはX,Y方向の2軸で納まっていると思うのだが
それでも技術的にすごい建物だと思う。

どうやって基準墨を打って、どうやって瓦が納まって
考え出すとワクワクする。

■空間を斜めに切り取るので動的な存在感を感じる
ストリートビューがありました
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辻健二郎建築設計事務所
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by tsuji-chika | 2019-07-09 14:40 | 和歌山県の風景 | Trackback | Comments(0)

180808 tunnel

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by tsuji-chika | 2018-08-08 08:10 | 和歌山県の風景 | Trackback | Comments(0)

180807 river

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辻健二郎建築設計事務所
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by tsuji-chika | 2018-08-07 11:31 | 和歌山県の風景 | Trackback | Comments(0)

180802 美里天文台

地球に接近した火星を見る為
美里天文台に行ってきた。

車で45分くらい走ると
まわりは真っ暗でそのかわり空には星がたくさん見える。

芝生に寝転がり
空を見ていると、火星、金星、土星、流れ星や、人工衛星等が見える。
今見ている光が3500万年前に発せられた光ですと
あれは、30年前、こっちは10年前とレーザー光線を空にあてての解説を聞きながら思いをはせる。

解説を聞いて空を見ると、俄然面白くなる。

■定期的にイベントが開催され県外ナンバーの車もたくさん来ていました
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辻健二郎建築設計事務所
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by tsuji-chika | 2018-08-02 09:26 | 和歌山県の風景 | Trackback | Comments(0)

151221 勝浦

所要で勝浦へ。
田辺市まで高速、そこから中辺路を通り新宮へ抜ける。
所要時間3h、160kmの道のり。

熊野詣さながら、熊野川が見えたときは少し感慨深い気持ちになる。
例のごとく、カメラを助手席に置き景色を楽しみにながらのドライブ。
止まっては撮ってを繰り返していると遅刻しそうに・・・。

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辻・近川建築設計事務所が関らせて頂きました物件について
内覧希望の方はお気軽にお問い合わせください
実際に体感して頂くことでたくさんの発見をして頂けると思います
辻・近川建築設計事務所
by tsuji-chika | 2015-12-21 09:29 | 和歌山県の風景 | Trackback | Comments(0)

151125 edge

ものと空間との輪郭、edge。
鋭利に切り取られた輪郭は見るものにインパクトを残す。

■外車にはegdeがきれいなものが多い
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by tsuji-chika | 2015-11-25 06:46 | 和歌山県の風景 | Trackback | Comments(0)

151102 Halloween

いよいよ11月。

■なかなか馴染めないイベント
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by tsuji-chika | 2015-11-02 09:27 | 和歌山県の風景 | Trackback | Comments(0)

150913 2015紀の国わかやま国体

9月26日(土)紀三井寺陸上競技場にて開会式が行われます。
街中あちらこちらで追い込みの整備工事が行われ
現場ではアスファルトと職人さんが確保できない状態が続く程。

しかし、和歌山市や岩出市に抜ける幹線道路が軒並み開通し
紀南へは白浜を通り越してすさみまでつながったりと
普段の交通状況が日増しに改善されていくのは国体の恩恵。

京奈和道の和歌山I.C.への接続は間に合わなかったようですが
それも高速道路から見えるダイナミックな工事を見ると急がずに安全第一でと
思うわず息を呑む。それも、来年度開通ということで本当に便利になると思います。

整形外科のドクターや理学療法士の方々、スポーツ関連の指導者、
普段スポーツに興味が無い人もいよいよソワソワしているのがわかります。
何よりも街中にジャージを着た若者がウロウロしはじめた様子をみると
街は人が居ないと駄目!ということが実感できる。エネルギーを感じます。

せっかくなので何か競技を見に行こう!

■写真はマスコットのきいちゃんhttp://tsujichika.exblog.jp/19082559/
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by tsuji-chika | 2015-09-14 06:43 | 和歌山県の風景 | Trackback | Comments(0)

150729 way

串本までの道中。
高速で南紀白浜I.C.まで行き、その後国道42号線をクネクネと進む。
片道約2時間30分のドライブ。

車にはDVDやTVが付いているわけではないので
助手席にカメラを置きハッと思う景色を見つけては撮影を行う。

良い撮影ができればその後しばらくは気分良く走ることができる。

■あまり真剣になりすぎるとなかなか前に進みません
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by tsuji-chika | 2015-07-29 06:19 | 和歌山県の風景 | Trackback | Comments(0)