カテゴリ:『七山の家』( 53 )

110311 相対的な大きさ

「七山の家」

その部屋の大きさを把握する為に
平均的な窓の大きさをイメージしながら壁の大きさを想像しています。
窓の大きさを少し小さいものにしてあげると
見る者は実際より壁を大きく見積もってしまいます。

物の見え方は相対的なもの。
部屋を大きく見せたいのか、抜けを表現したいのか
ひとつひとつのサイズを丁寧に調整することで見えてくる景色は変わってきます。

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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2011-03-11 08:42 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)

110310 内縁

「七山の家」

家族室から連続するように内縁が存在し
部屋にはならない広さですが、陽だまりとして暖かい雰囲気が漂うようになります。

■日あたり風通しが良いので室内干しの場所として使えるようになります
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by tsuji-chika | 2011-03-10 15:42 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)

110225 防水層は仕上げにはならない

「七山の家」

バルコニーの床。
特に2階がリビングとなっている場合、
防水層がそのままむきだしというのは愛想が無い。
今回は、腰壁のスギに合わせてヒノキにてスノコを製作する予定。

■木は内外共に化粧(仕上げ)として使える材料 
内外連続させて見せたい時にはとても有効なアイテム
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by tsuji-chika | 2011-02-25 08:21 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)

110224 その現場であれば

「七山の家」

図面には木の等級を図示するものです。
等級とは無節>上小節>小節>特一等と“節(ふし)”の多少、大小にて区分されています。
値段と意匠のバランスによってその等級を調整しながら設計意図を伝えていきます。

設計側としては無節で施工したいけれど
それを書いてしまうと見積る側(工務店さん)は構えてしまい値段が高くなる。
微妙なニュアンスで上小節、小節と書き
あわよくば安い金額で節の少ないものが入るのを願っていたりもします。

「七山の家」の施工は大野中の家2からお世話になっているテラマエ建設さん。材木屋さんも同じ方。
他の現場に比べて使う木材が多く「あーその現場ならこれ持って行きなさい」と
腰壁に張って頂いたのは無節にしか見えない上小節(笑)。
2階に上がった時に真正面に見える腰壁になる為、今回の配慮はとてもうれしい限り。
ありがとうございました。

■光に照らされ越し壁がフヮッと浮かびあがっています
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by tsuji-chika | 2011-02-24 08:48 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)

110218 お客様がこられた時

「七山の家」

2階リビングの計画で大事なのは
客人がスムーズに2階まで上がることができるシツラエになっているか。
玄関→廊下→階段→リビングと
客人・家人共にストレス無く、プライバシーを守りつつというのがとても大事。
そこで重要なのが階段の存在。
上下をつなぐものとしてうまく計画できるか、そこが勝負所になります。

■2階へ誘う光が輪郭を見せはじめています
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by tsuji-chika | 2011-02-18 08:39 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)

110217 マイナーチェンジ

「七山の家」

木製建具の枠の納まり。
いつも同じように納めているわけではなく、少しずつ納まりをマイナーチェンジしています。
「七山の家」では内枠と外枠を柱で一度縁を切って納めています。
通常は一枚枠で納めていたのですが、
幅広材とすることでコストアップにつながり(割れや反りの問題もあります)、
また内外の取り合いが連続することで施工に時間を要することになるということで
今回の納まりが生まれています。

いつもとの違いは6mmのチリがつくことだけですがその効果はとても大きいです。
その都度、マイナーチェンジを行いながら精度の高い仕様にブラッシュアップしています。

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by tsuji-chika | 2011-02-17 08:44 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)

110216 ラワン材

「七山の家」

木製建具には好んでラワン材を用います。
性質としては、比較的硬く、節が少なく、耐候性もあり
見た目としては、粗野な印象が素朴な風合いをつくり
造作材に用いるスギとの相性も良いということから採用しています。

昔は、東南アジアから大量に輸入され安価な材料として使われていましたが
昨今は輸入量が激減しその価格も高くなってきています。

■いつまで使うことができるか 流通ルートが無いと手に入らない場合も
■理想としては国産材で作るのが良いのだか
まだまだ金額的には難しい・・・少しずつシフトしていけるようにルートを探していこう
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by tsuji-chika | 2011-02-16 09:14 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)

110209 サービスバルコニー

「七山の家」

2階キッチンとした場合ゴミを何処に溜めておくかが問題になります。
きれいなものではないので可能な限り外に出しておきたい。
そこで北側に小さなサービスバルコニーを設置。
軒下であるので雨掛りも問題無く使い勝手は良いかと思います。

■ゴミは分別して出すので窓は引き違いに 左右両方から使えると便利
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by tsuji-chika | 2011-02-09 09:19 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)

110202 きれいに

「七山の家」

床・壁の断熱材。
断熱材を柱や大引きの間に充填していきます。
気密・断熱性能が高くなっている現在の住宅ではこの断熱材の施工がとても重要。
断熱欠損や、施工不良があると
その部分に集中して結露やすきま風といった不具合が生じます。
まずは施工する大工さんに断熱材施工の重要性をきっちりと説明することが
とても大事です。

■「七山の家」「大府の家」共に省エネ等級4を確保 
■エコポイントの認定を受けております
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by tsuji-chika | 2011-02-02 09:41 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)

110131 些細なこと

「七山の家」

ほうきとちりとりとが掛けられています。
些細なことですが、
それらにきちんと場所が与えられいつでも使えるようにセッティングされている。
大工さんにとっては端材を使ってサッと作ることができる些細な仕事。
それをするかは、個人の性格と気持ちの問題。

■いつも整理整頓が行き届き すがすがしい現場
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by tsuji-chika | 2011-01-31 09:29 | 『七山の家』 | Trackback | Comments(0)