カテゴリ:京都の風景( 19 )

120402 白梅

庭に一本の白梅が植えられていた。
帰って調べてみると、北野天満宮から譲り受けたとのこと。
その枝ぶりも見応えがあるのですがその立ち方。

きれいに敷き詰められた芝生に一本。

芝生と梅のコントラストがあまりイメージになかったのでとても新鮮でした。

■芝が青々としてくる頃に見るとまた印象が違うと思う
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-04-02 08:34 | 京都の風景 | Trackback | Comments(0)

120331 構造材と化粧材

天井は吉野スギ(集成材)のルーバー。
スギのルーバーと言えば
建築家/隈研吾氏が設計した
栃木県にある馬頭広重美術館(http://www.hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/index.html)
を思い起こすのですが、ルーバーの使われ方は化粧材としてのもの。

このとらやでは、上部にあるスチールの架構と丸鋼の吊材で一体(ハイブリット)になることにより
天井を支える構造材として機能している。

構造材として、化粧材として。この違いはとても大きい。

吉野スギのルーバーが構造材として考えられることで
本来必要であるはずの部材(梁)が必要でなくなったり、寸法を小さくすることができる。
店内に入って一番驚くのは、ルーバーの向こうに本来見えるはずの大きな梁が無いこと。
このルーバーが構造材ということを知らないと一体この屋根はどうやって支えられているのかがわからない。
そんな難しい話を抜きにしても、今まで見たことがないこの天井の浮遊感は一見の価値があります。

■中はお茶ができる喫茶スペースとギャラリーがあります
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-03-31 09:58 | 京都の風景 | Trackback | Comments(0)

120330 とらや京都一条店

とらや京都一条店。
設計は以前海の博物館で紹介させて頂いたhttp://tsujichika.exblog.jp/15977920/
建築家/内藤廣(ないとうひろし)氏。
開業日は2009年5月とあるので約3年前。

この建築が発表された時すごいものができたと思ったのを覚えている。
今回の京都訪問の目的はここを訪れること。

すごいものと表現したのは
学生の頃何度と京都を訪れスター建築家が手掛けた建築を見てきましたが
路地をコンクリートで作ってみたり、犬矢来(いぬやらい)をアルミにしてみたりと
京都の建築に用いられている建築要素を新しい素材に置き換えては
これが新しい京都の建築ですと言っているものが多かった。
それらは表面的に処理されただけのものであってそんな理屈に興味無い者にとっては
時間の経過と共に消費されていくだけのものに見えた。

この建物はそのような表現とは一線を画し
500年の歴史があるとらやの伝統を継承しながらそれに負けない新しい試みも随所に行われている。

それについてはまた明日書きたいと思います。

■良い建物の条件は建築に興味無い人(老若男女)が安心してくつろいでいられること
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-03-30 08:48 | 京都の風景 | Trackback | Comments(0)

120329 俵屋旅館

日帰りで京都へ。

年始に建築をたくさん見るを目標に掲げておいて
http://tsujichika.exblog.jp/17540467
多忙を理由に結局3月も終わりになりました。

京都は今まで何度と訪れ
たくさんの通りを歩いてきましたが視点を変えることで新しい発見が見つかる
大好きな街のひとつです。

京都に来る旅に何故か前を通ってしまう俵屋旅館。
建築をされている方でしたら一度は泊まってみたい旅館だと思います。

詳しくはいろいろな方がレポートされていますので割愛しますが
前を通るだけでも中にどんなにすばらしい世界が広がっているのかワクワクさせられます。

■いつかは泊まってみたい・・・
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辻・近川建築設計事務所

by tsuji-chika | 2012-03-29 10:31 | 京都の風景 | Trackback | Comments(0)

101215 灯り

先斗町(ポントチョウ)。
アーケードを架けて均一にバァッと照らしてしまえば確かに明るいですが
見えなくて良い所まで見えるようになりかえって寂しさを助長(ジョチョウ)してしまう。
必要な所に灯りを点在させることで奥行きある雰囲気が作られます。
よくある商店街もまずは灯りについて考えてみることが必要かと思います。

■闇があるから灯りが引き立つ
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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-12-15 08:35 | 京都の風景 | Trackback | Comments(0)

101214 反復

ひとつひとつは簡素な形、納まりですがそれが反復されることで
大きな力となっています。
コピーアンドペーストのように、ひとつひとつが全く同じという機械的なものでなく
微妙にずれがあるところに魅力があるように思います。

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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-12-14 08:36 | 京都の風景 | Trackback | Comments(0)

101213 二条城

大政奉還が行われた場所。
とタイムリーな二条城ではありますが訪れたのは今回がはじめて。

どの分野の仕事でも同じだと思いますが、
その仕事の最高峰のひとつを見ておくというのはとても重要だと思います。
普段使い慣れているヒノキが見たことのない大きさでフンダンに使用されていたり
当時の中枢ということでどういう豪華さシツラエを演出していたかと自らの仕事の延長として
見ていくとその距離感に圧倒され、これぐらいであれば(ムムム)と思うこともあり
色々と勉強になるものです。

■建物内は撮影不可 
■大奥などを見てからいくと人が生活している様子を想像しながら見ることができ楽しい
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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-12-13 08:49 | 京都の風景 | Trackback | Comments(0)

101211 重森三玲旧宅

重森三玲(シゲモリミレイ)と読む。
昭和を代表する庭園家の旧宅。

何処かで見覚えが?と思われる方も・・・。
液晶TVのCM撮影場所として登場した庭としても有名。

重森三玲は独学で作庭を勉強。
基礎には全国の庭の調査・実測という礎があるとのこと。
過去から学び、新しいものを作るということ・・・です。

■TVで見るよりひとまわり小さい印象 作られた印象はありますが絵画のようで見ていて飽きることがない
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左:一枚板で作られた縁側地板(はじめてみました) 右:イサムノグチからのプレゼント(交流があったようです)
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■人工的ではありますが何処から見ても破綻のない楽しい庭
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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-12-11 09:41 | 京都の風景 | Trackback | Comments(0)

101210 京都へ

11月の初旬京都へ。
京都では春と秋に一般公開というものがあり
普段見ることができない国宝や建物の見学の機会がもうけられています。

まずは西本願寺飛雲閣(ひうんかく)の見学。
あいにく写真撮影不可ということで
参考URLをリンクしておきます
http://www.hongwanji.or.jp/about/kenzo/04.html

「非対称の美」として飛雲閣は語られることが多く、
インドのダージマハルが代表するように世の中のシンボリックな建物は
左右対称がほとんど。非対称を意図して作られている建物は非常にめずらしい。

案内の説明を聞いていると屋根の形で雲の流れを表現しているとのこと。
「なるほど!」と一見の価値ありです。

■飛雲閣は西本願寺の敷地内にある 写真は西本願寺本堂から撮影
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辻・近川建築設計事務所∥和歌山∥海南

by tsuji-chika | 2010-12-10 13:55 | 京都の風景 | Trackback | Comments(0)