カテゴリ:道具( 66 )

191005 干すこと

干すことを日常の中にとりいれると、きれいにものが使えるような気がする。

小学校や幼稚園で使うコップ、歯ブラシ、曲げわっぱ等々
天気の良い日にキャンプ用品のドライネットにほおりこんでパリッと乾かす。

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by tsuji-chika | 2019-10-05 14:36 | 道具 | Trackback | Comments(0)

190802 copic

製図版の上で計画中の物件について創造を膨らませる。

長いプロジェクトを根気強く進めていくためには
これで行けるという自身のようなものを持っておかなくてはならない。

印刷した立面図に塀や人、植栽を描いて雰囲気をつくる。
次に登場するのが、copicという彩色用のペン。

滑らかな塗り心地と、ほのかに香るインクのにおいが
それらしい雰囲気を作ってくれる。
下手が下手なりに塗ってもそれっぽく見えるのはこのペンの好きなところ。

塗っている間に創造が少しずつ膨らみ、具体的になっていく。
そうして少しずつ自信を持つようになってくる。

ただ、CADで図面を描いて印刷したものだけのものには力が無い。
この儀式のようなプロセスは今までも何度と繰り返してきた。
恐らくPCで彩色して色を出しても同じような感覚になることはないと思う。
アナログの持つ力なのかもしれない・・・。

■copic少しずつ集めていきたい
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by tsuji-chika | 2019-08-02 16:55 | 道具 | Trackback | Comments(0)

190713 makita 18V

どん兵衛が、“うどん”ではなく“どん兵衛”なように

スーパーカブが、“バイク”ではなく“カブ”なように

このmakitaは、“掃除機”でなく“makita”なのだ。

大きな掃除機を押し入れから持ち出し、カラカラと線を引っ張りコンセントにさして
ゴロゴロと引きづりながら掃除をする。そして掃除が終わればまた片付ける。
想像するだけで面倒くさい。だから、たまにしか掃除をしなくなり家の隅々にほこりが溜まってしまう。

どれだけ吸引力をあげようと、どれだけデザインを頑張ろうと
その面倒くささから解放されないかぎり根本的な解決にはならない。

makitaはそんな開発をあざわらうかのように進化して独自の存在感になっている。
写真のように、棚ノズルを付けることで
本棚に溜まった埃や、中に埃が入るとまずいPCやHDDの排気口、等々
小ささと相まって小気味よく埃を吸ってくれる。

薄々気付いていた埃溜まりの存在にも気軽にアクセスできる、この爽快感は無い。
後は、logoのデザインと色(グレーのマット希望)のバリエーションが増えればすごく良いのにと思う。

■きれい好きなのではなく、面倒くさいことが嫌い
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by tsuji-chika | 2019-07-13 16:12 | 道具 | Trackback | Comments(0)

190223 thinkpad x1 carbon

これからの働き方として
事務所の机に張り付いているのは少し違うように感じていた。

USB3.0のケーブルを一本指すだけで
テーブル上に置いたディスプレーや外付けHDDとつながりデスクトップとしても機能する。
つまり、知り合いの事務所にディスプレーだけ用意しておいて貰えれば
そこに押しかけて作業条件を変えず、仕事をすることなんてこともできる。
仕事場がフリーアドレスになる。

想像しただけでワクワクするので
8年間使い続けたPCを買い替えるときはノートPCだと決めていた。

スペックと品質、windowsOS、軽さを考えると
残った選択肢はthinkpadのみだった。
momaのパーマネントコレクション
ともなればなおのこと。

後は月数百円の格安SIMを挿入すれば
机から完全に切り離されます。

■楽しみです
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by tsuji-chika | 2019-02-23 12:13 | 道具 | Trackback | Comments(0)

180517 by hand

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CAD世代としてずっとパソコンで図面を描き続けてきた。
効率が良いしコンマ1mmの世界まで正確な図面を描ける。

しかし、経験と共に
ひとつの線に込める意味、いらない寸法と
必要な寸法が明確に区別できるようになってきた頃から
何でも等価に表現してしまう、CADの精度が少しずつストレスに感じるようになってきた。

手で描く場合、一つの線をかくにも消すにも手間がかかる為
無駄なものを極力描かないようにと自然と作業が強制される。

また、様々なスケールがひとつの紙面に同居することで
ささっと描いたスケッチが図面の解釈に役立つ。

何よりも描いていて楽しい。

現場サイドとしては
乱雑にかかれた文字や線の理解に苦しむかもしれませんが
しばらくすると上達しますので、そこは我慢してお付き合いください(笑)。

■手描きの図面もスキャンすることでデジタルとして扱える
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by tsuji-chika | 2018-05-17 08:53 | 道具 | Trackback | Comments(0)

180406 名刺

屋号も変わったことで新調した名刺。
昔ながらの鉛合金の版を用いた活版印刷にて製作をして頂いた。
レイアウトは芯揃えで一番ベーシックに整え
紙はコットンペーパー(199kg)の生成り色に文字は黒インク。

鉛合金の版を用いる場合は版が定型である為余計な小細工ができない。
活版印刷の為に改良を重ねられた書体は洗練され何よりも読みやすい。

現在名刺をつくるには、
PC上で好きなフォントやサイズを感覚で選び自由にレイアウトしてプリンターで印刷するのが主流。
どんなデザインでも作れるということがメリットだと言える。
しかし、その自由度の高さが良い方向に出ているのだろうか?
オリジナルと称して作られた凝ったデザインの名刺で良いと思うものはすごく少ない。

今回名刺を新調するにあたって名刺について考えてみた。

名刺を頂くと一時の間、名刺入れや財布の中、デスク上や引き出しに保管することになる。
つまり渡された人にとってその名刺が所有物となる。
その名刺が、派手なレイアウトでどうだと言わんばかりに主張するものであれば
チラ、チラっと気になって仕方がない。それが嗜好に合わないものであればすぐさま
目の届かないところに追いやられてしまう。

人の生活に入り込む以上は失礼があってはいけないと思う。
少なくともテーブルの上にポンと置いていても、財布の中に入っていても
不快な存在にならないようにしたい。
人づてに名刺が渡ったときに余計な先入観や嫌悪感を与えないようにしたい。
限りなくニュートラルな存在であるべきだと思う。

活版印刷の文字サイズやフォントやレイアウトは
一個人の嗜好が反映されたものではなく、技術の積み重ねや実践を通して洗練されてきた。
そこには、普遍性が宿っていると僕には見えた。

その考えがどうだったか
確認するように、仕上がった名刺をテーブルの上に置いて仕事をしている。

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by tsuji-chika | 2018-04-06 13:32 | 道具 | Trackback | Comments(0)

180405 second career

飲み口がフワッと広がり
そのくびれが、持つときに手にひっかかりすべることがない。
形、重量が絶妙な均衡を保っていてすべてにおいて満足するコップ。

そんなコップにヒビが入ってしまい
金継ぎなども考えたが、second careerとしてペン立てに使ってみることにした。

もともとバランスの良いものだから
デスク廻りの文房具の納まりがすこぶる良い。
足元でキュッとしまって、上でパラパラッと広がるので探す手間もかからない。

移動させる時も首根っこを掴んでスッと持ち上げてコトッと置ける。
この一連の所作から得られる感覚は
他にペン立てを探しても勝る物は出てこない程完成されているように思う。

second career として良いところに納まった。
長い付き合いになりそうだ。

■Royal Copenhagen(廃盤品をアウトレットにて見つけた)
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by tsuji-chika | 2018-04-05 08:46 | 道具 | Trackback | Comments(0)

180403 鉛筆

春休みの宿題をする息子の様子を見ていてふと思った。

鉛筆を使っている。

シャーペンの存在を知らない彼は
あたり前のように鉛筆を使っている。

自分に置き換えると
中学校に入り、シャーペンを手にした時はすごく大人になったように感じた。
その後、ドクターグリップや、フォルダー、製図ペンとなり
今ではフリクションボールペンとなった。
その変遷は、腕が疲れない、かっこいいから、書きやすいから、削りカスが出ないから
道具を変えることで効率、使い勝手を良いものにする為のものだった。
即効性があり一定の満足が得られた。

効率、改善、新技術、建築も同じように日々進歩しているように見える。
しかし、すべてが万事良くなっていると考えるのは危険だと思う。

「進歩の影で失ってしまったものは何か?」
だからあえて鉛筆を使ってみることにした。

回顧礼賛になる必要はないが、それを丁寧に考えることを続けていきたい。
これから先、個人の設計士の存在意義はそこからしか生まれてこないと思う。

■外国に行けばボールペンで勉強している子供が多い。
日本の子供が鉛筆を使うことで得られる何かがあるはず。
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by tsuji-chika | 2018-04-03 11:52 | 道具 | Trackback | Comments(0)

151128 LAMPADAIRE 1 LUMIERE/idee

新しい事務所になり
これから長い時間を共にするものとして小さな観葉植物とスタンドライトを買った。

観葉植物は時間と共に大きくなり、
スタンドライトはいつまでも同じ形で同じ光を灯し続ける。

照明器具はポールセンやアアルトといった北欧に限ると思っていたが
異色の存在としてこの、セルジュ・ムーユのスタンドライトがずっと気になっていた。
ぎりぎりのプロポーションは、部屋に緊張感を与え部屋の一角を照らしてくれている

■少しヘッドが大きい造形はイサムノグチに通じる
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辻・近川建築設計事務所が関らせて頂きました物件について
内覧希望の方はお気軽にお問い合わせください
実際に体感して頂くことでたくさんの発見をして頂けると思います
辻・近川建築設計事務所
by tsuji-chika | 2015-11-28 09:00 | 道具 | Trackback | Comments(0)

151016 repair/Akari/NoguchiIsamu

働きはじめてからはじめて買った照明器具(Akari/NoguchiIsamu)。
当時、casaのイサムノグチ特集があってその影響で買ったような記憶がある。

もう10年以上使っているのでさすがに障子紙がボロボロになり
ここ数年は障子紙を取り外して使っていた。

今回、津村さんにお願いして障子紙を張り替えて頂いた。
立方体の簡単な形ですが、上下方向のフレームが無いので
紙のテンションだけで形を維持している。張るのは相当難しかったと思う。

軸は細い竹。その中に電気の線が入っている。
こんな細い竹に、電線が入っているのかと今でも不思議に思う。
経年で少し曲がってきているが、折れずに使えているのはすごい。
座は鋳鉄でずしりと重い。

■障子紙が新しくなり部屋の雰囲気が爽やかになりました ありがとうございました
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by tsuji-chika | 2015-10-16 05:55 | 道具 | Trackback | Comments(0)