カテゴリ:『有田の家3』( 22 )

160606 段差の処理

和歌山市の家∥有田の家3∥上の家

有田川の近くに建つ家。浸水に備え床の高さが土間よりもずいぶんと高い。
土間からは「よっこらしょっ」と上がるような感じで当時、坐骨神経痛だった身にはかなり堪えた。

その段差をどのように処理するかが今回の見せ場のひとつ。
北側の部屋に向かってリズミカルに床がつながるように計画し
仕上げを石(靴)→フローリング(スリッパ)→畳(素足)→カーペット(体ごとごろ寝)と
床が高くなるにつれ、素材を身体に馴染みやすいものに変化させた。

■最後のカーペット敷きの北部屋に来たとき足元に淡い色のつつじが見えます。ワクワクする。
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by tsuji-chika | 2016-06-06 09:52 | 『有田の家3』 | Trackback | Comments(0)

160526 闇

和歌山市の家∥有田の家3∥上の家

建築を作ることは影を作ることと言った建築家がいる。
屋根を掛け、壁をつくり外部から光を遮断して、調整しながら影をつくり身を守る。

昔の家はその影が色濃く、子供の頃はただただ怖かった闇が漂う。
カメラを趣味にしてその闇があるから光が印象深くなることを知った。

■今の建築は明るく見せすぎているのだと思う
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by tsuji-chika | 2016-05-26 07:04 | 『有田の家3』 | Trackback | Comments(0)

160507 1年が経つ

和歌山市の家∥有田の家3∥上の家

メールでお問い合わせ頂いてはじめてお伺いさせて頂いたのが丁度1年前。
http://tsujichika.exblog.jp/24429188/
薄暗い室内から見える、明るい緑がこの家の第一印象だった。
北側にもきっちりと窓が設けれられ
突き出すように配置された小さな部屋を見てワクワクしたのを思い出す。

台所の改修が終わりいよいよ本丸の田の字部分の改修がスタートした。
まずは耐震補強を丁寧に施す。

■緑を切り取る
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by tsuji-chika | 2016-05-07 15:43 | 『有田の家3』 | Trackback | Comments(0)

160425 劇的にしない

和歌山市の家∥有田の家3∥上の家

有田の家3。まずは台所が完成しました。
築80年の旧家のリフォーム。
住みながらの工事となる為、部屋ごとに仕上げていきます。

さて、計画について。
お父さんとの会話の中にちりばめられた様々なヒントをもとにイメージを膨らませています。
特に、台所正面窓の向こう側に見える柿の木。
はじめてお伺いした時に熱心に語られる思い出話を聞き計画のポイントにさせて頂きました。

TVの影響もあってリフォームというと
間取りを大きくいじり、様々な操作をして劇的な変化を求められてしまのですが
既存の建物に対して不満が多い場合はそれで良いかもしれないですが
今回のように、長年住まわれていて愛着も感じられている場合は劇的にしない方がうまくいく。

設計士の立ち位置としては
不満を改善しながら、耐震補強を行い、傷んだところの修繕、断熱性を確保して
お施主さんが感じておられる
共感できる良い面をブラッシュアップさせることに尽きる。

■バランスをとりながら良い面をのばしていくこと
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by tsuji-chika | 2016-04-25 06:50 | 『有田の家3』 | Trackback | Comments(0)

160406 記憶を切り取る

重根の家3∥和歌山市の家∥有田の家3∥上の家

台所に立つ、お母さんやお父さんにとってずっと見慣れた景色。
樹齢100年を超える柿の木をはじめ、あらためて記憶を継承するように窓の配置を整えた。
お父さんから「すっきりしたなぁ~」とお言葉を頂戴しうれしくなった。

住みながらの工事になる為
まずは台所部分を完成させてから、仏間などの工事に移ります。

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by tsuji-chika | 2016-04-06 11:35 | 『有田の家3』 | Trackback | Comments(0)

160328 田の字型プラン

重根の家3∥和歌山市の家∥有田の家3∥上の家

今の一般的な住宅と田の字型プランの大きな違いは
北側の窓が確保されているということ。

今の住宅は、北側に水周りをずらりと並べてしまう為
リビングからの景色は、南側に限定される。
一方田の字型プランは、仏壇が配置される西側以外は水平方向に視界が抜ける。
独特の開放感はその辺からくる。

今回、家にはじめてお伺いさせて頂いた時も
北側の窓から見えるやわらかい緑がとても印象的だった。
それを活かすことを前提に、提案を膨らませて行った。

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by tsuji-chika | 2016-03-28 08:37 | 『有田の家3』 | Trackback | Comments(0)

160324 適材適所

重根の家3∥和歌山市の家∥有田の家3∥上の家

梁を上げたり、柱や筋交いを入れたり、根がらみの補強をしたりと
適材適所に可能な耐震補強をしていく。

昔の大工さんは限られた材料で家をつくっているから
材料も寸法も場所によってバラバラ。
精度の高いプレカットに慣れきった若い大工さんの場合、柔軟に対応するのが難しく
こういう古い建物は、古い大工さんの方が要領良くこなす。
梁を上げる方法なんかは妙技だと思う。

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by tsuji-chika | 2016-03-24 11:45 | 『有田の家3』 | Trackback | Comments(0)

160307 着工

重根の家3∥和歌山市の家∥有田の家3∥上の家

『有田の家3』。
築80年の旧家の改修工事。本日から現場がはじまりました。

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by tsuji-chika | 2016-03-07 10:53 | 『有田の家3』 | Trackback | Comments(0)

151222 砂漆喰

重根の家3∥和歌山市の家∥有田の家3∥上の家

砂漆喰の見本を作って頂いた。
しっとりとした表情はクロスや塗装ではだせないテクスチャー。

今回の計画は築80年の建物に手を加える。
年月を経た屋久杉の天井板など、本物の材料をぶつけないと素材が負ける。

■存在感が違う
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by tsuji-chika | 2015-12-22 09:33 | 『有田の家3』 | Trackback | Comments(0)

151120 orange

冬が近づくと、打合せの帰り際
「これ持って帰って・・・」と、紙袋や段ボールいっぱいのみかんを頂くことが多い。

みかん農家の方の打ち合わせでは毎回お決まりのようにもなっている(笑)。

写真は、『有田の家3』のお施主さんのお父様が作られたみかん。
その大きく素朴なみかんを手にすると、作り手の人柄を感じることができます。

■おいしいみかんの見分け方もお伺いできました
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by tsuji-chika | 2015-11-20 08:29 | 『有田の家3』 | Trackback | Comments(0)