カテゴリ:『日方の家』( 20 )

181117 オークラのロビー

『日方の家』

子供部屋が透明のガラスで区切られる。
子供からすると甚だ迷惑なことかもしれないが、窓の配置がそれ程違和感無いものにしてくれている。

ホテルオークラのロビー(https://tsujichika.exblog.jp/13990990/)。
以前にも書いたように、見られる者(子供側)が大きな開口部を背にすることで
見る者(居間側)からすると、見られる者(子供側)はシルエット(影)として浮かびあがる。
つまり顔の表情等細かなことは影に包まれてしまい、見られることに対してそれ程抵抗感が生まれない。

実際子供部屋側から居間の方をみると、居間の方が暗い為そちらに意識が向くことをほとんど感じない。
窓の配置がこうでなければこのような提案は生まれなかった。

■子供が大きくなって何か言ってきたら『オークラのロビーと同じ構図よ』と言ってください(笑)
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by tsuji-chika | 2018-11-17 09:18 | 『日方の家』 | Trackback | Comments(0)

181115 scene

『日方の家』

透明なガラスの間仕切りにウッドブラインドが重なる。
その向こう側には、木のパネルの壁。

古い映画に出てきそうな雰囲気。
良い部屋になりました。

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by tsuji-chika | 2018-11-15 15:23 | 『日方の家』 | Trackback | Comments(0)

181114 カーペット

『日方の家』

カーペットが好きでいつもそれとなしに提案をするが採用されることは無かった。
フローリングが世の中のスタンダードだから。

今回もともとがカーペット敷きだったということもあって、抵抗無く採用して頂くことができた。

ほこりがたちにくかったり、音を吸収してくれたり、ゴロゴロできたりと
フローリングにはない魅力がカーペットにはある。

建築的にはその主張しないニュートラルでやわらかな存在感が
他の素材には替え難い魅力。
今回は、木の質感に合うようにウール100%(もちろん防菌・防ダニ仕様)の
グレー単色のものを選んだ。電球色の灯りに照らされると淡いピンクグレーに見えるのは新たな発見。

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by tsuji-chika | 2018-11-14 16:08 | 『日方の家』 | Trackback | Comments(0)

181113 Impression/映りこみ

『日方の家』

現場も大詰め。今日は絨毯の施工が行われています。

透明ガラスに、景色や照明の灯りが映りこむ。
視覚的に色々な絵が重なることで、豊かな、厚みが増した雰囲気が漂い始める。

■木の仕上げと温かい光 曇天の日の雰囲気も素敵です
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by tsuji-chika | 2018-11-13 10:21 | 『日方の家』 | Trackback | Comments(0)

181108 いろえんぴつ

『日方の家』

青のいろえんぴつで色を塗った後、赤や黄色の色を使いたくなる。
青ばかりで色を塗り続ける子は少ない。

同じような感覚である特定の樹種を使っていると少し違う樹種を使いたくなる。
少し木に対する知識が増えるとなおさらだ。

しかし少し大人になると
個別に違うことよりも調和した魅力に気づき始める。

青で塗っていた子が、水色やそら色、紺色と
同じ青系統の中で微妙な調子の違いを用いて表現できるようになってくる。

タモという樹種で統一した空間が見えてきた。上質で大人な空間が生まれています。

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by tsuji-chika | 2018-11-08 15:51 | 『日方の家』 | Trackback | Comments(0)

181101 照明の位置

『日方の家』

天井にペタペタと緑のテープを貼っていく。
照明器具の位置だ。

図面にはおおよその位置はプロットしているが
最後の細かな調整は現場で行う。

大胆な変更は無いが
板の目地割りや、壁からの距離、家具の出っ張りなどを考慮して決める。

■決めた直後から電気屋さんが穴を開け始めた。
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by tsuji-chika | 2018-11-01 09:18 | 『日方の家』 | Trackback | Comments(0)

181031 高さ=居心地を調整する

アメリカはポートランドの代名詞的なホテル、エースホテルのロビー。
天井の高いゆったりとした空間に、ダークブラウンに着色した腰壁が空間に落ち着きを与えている。
居心地の良さは、重心をグッと下げる腰壁の存在感。

『日方の家』
もともとの、天井高さが2m50cmの部屋。
立って移動する分には良いが、ソファーに座ったり、くつろいだりするには少々高い。
見た目の重心を下げる為、2m20cmの高さに腰壁を張った。

装飾的な巾木、廻り縁を付けてしまうとアンティークになりすぎるので
すっきりとした角材を使用している。

■明るい印象になるように腰壁は透明のワックス仕上げとした。少しずつ日に焼け飴色になる
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by tsuji-chika | 2018-10-31 17:18 | 『日方の家』 | Trackback | Comments(0)

181029 仕上げを決める

『日方の家』

仕上の材料を決める。

見積りの際には、打ち合わせの上具体的な品番を選んでおき予算をつけておく。
最終は、現場でお施主さんにも仕上げを確認して頂いて決定している。

光の加減や周りの雰囲気によって印象が変わるので
決定の際には必ず現場で確認する。

今回は床の仕上げにカーペットを使うので、たくさんのサンプルを取り寄せて頂いた。
素材感のある、落ち着いた雰囲気の仕上げになりそう・・・。

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by tsuji-chika | 2018-10-29 15:46 | 『日方の家』 | Trackback | Comments(0)

181025 タモ・たも・梻

『日方の家』

枠に使えて、板材にもあって、突板にもある。同じ樹種でとなると、選択肢が限られてくる。
お金を出せば別だが、流通しているものを念頭に樹種を決めた。

同じ木を使うといっても
張り方、使い方を工夫することで見え方がガラリと変わる。
良い間仕切り壁になりそうだ。

■小幅板を3mmの隙間を開け張っている。底の部分が見えるので化粧の突板を捨て張りしている
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by tsuji-chika | 2018-10-25 15:12 | 『日方の家』 | Trackback | Comments(0)

181018 ブース

『日方の家』

写真手前が居間となり、間仕切りの向こうは子供部屋となる。
家の周辺は建物に囲われているので、子供部屋からの光や風は大変貴重。

ここを普通に間仕切りしてしまえば、居間の大きさも開放感も半減する。
なので、居間と子供部屋の天井は通して連続させて、間仕切り壁を天井まで上げずに隙間を開けた。

間仕切り壁にはFIXのガラスと、ウッドブラインドが入り
子供部屋には、さながらオフィスや研究室のブースのような雰囲気が漂う。

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by tsuji-chika | 2018-10-18 16:59 | 『日方の家』 | Trackback | Comments(0)