カテゴリ:『赤坂台の家2』( 23 )

190424 面積と容積

10連休を前にして資材の流通、職人さんの手配、確認業務の停滞がおきている。
国が休日として定めるのは最低限にして、有休を堂々と取れる風土になれば良いのにと思う。
これだけ休日が多いと、日当で働く職人さんにとっては良い迷惑にしかならない。

『赤坂台の家2』
3方を建物に囲われ、奥に細長い敷地。

広さの感覚を面積(畳数)だけで捉えていると物理的な限界(狭い)がある。

面積x高さ=容積

として広さを扱うと一気に空間が展開してくる。
今回、中心となる居間の天井を1.5階分の吹き抜けとし容積を稼いだ。

南側からの採光も周囲の視線、建物を考えると限定的になるので
幅を抑えて、高さでとることにしている。

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by tsuji-chika | 2019-04-24 09:42 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

190408 点と線

『赤坂台の家2』

食卓と居間を分けるところに2階を受ける柱を設けた。
当初は1本で計画していたが、構造的にも視覚的にも2本の方が良いと思い1本増やした。

1本であることと、2本であることの違いは大きい。
1本であれば柱が象徴的な存在となる。今まではこの使い方が多かった。

しかし、2本であれば、柱と柱の間に磁場が発生し境界を暗示する線のような存在になる。

今回、居間が吹抜け空間となる。
この2本の柱があることで、天井を低く抑えた手前の食卓との対比がより鮮明となった。

■2本の柱の距離を“間が抜けない”ように慎重に決めている 
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by tsuji-chika | 2019-04-08 11:59 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

190405 視線の先に

『赤坂台の家2』

図面の中を歩くという感覚。

特に展開図を描くときは部屋の隅々に意識が向かい
実際にその場にいるような感覚になる時がある。

その逆もあって、日常で体験することを
2次元(図面)として置き換えてしまう癖がある。

先生とは、先に生むと書く。
(便宜上かもしれないが)設計士が現場で先生と呼ばれるのには
先に図面上で疑似体験しているからだと思っている。決して偉いからではない。

視線の先に見える軒裏のスギ板。
特に、玄関へは下から階段を上るアプローチになるので
この軒裏の印象が建物の印象につながる大事な部分。

山長商店さんに
手配頂き紀州材の上品なスギ板として頂きました。

■無意識に毎日見るところ こういう所に気を配りたい
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by tsuji-chika | 2019-04-05 11:50 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

190304 相対的なもの

『赤坂台の家2』

家具屋さんで気に入ったソファーが
実際家に届くと、ものすごく大きく感じることは誰もが経験していること。

家具屋さんの空間はとても大きく相対的に家具が小さく感じてしまうからだ。

寸法は何よりも大事だが
モノの大きさは、まわりとの環境によっても左右される。

主要部分の窓の大きさを決める時、寸法だけで決めることはほとんど無い。
壁の大きさに対しての窓の割合を強く意識する。

囲われた感じを強くしたければ、窓を小さくするし、
その逆に、壁の割合が小さく、窓を大きくすることで解放感をえる。

大きい部屋には大きめの窓を
小さい部屋には小さめの窓をとワンパターンで大きさを決めていくことを卒業し
壁との相対的な割合を意識すると面白い展開が見えてくる。

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by tsuji-chika | 2019-03-04 17:03 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

190226 アプローチ

『赤坂台の家2』

玄関まで少し階段を上がってアプローチする。
隣家はご実家。間に下屋を設けることで雨に掛からず行き来できるように配慮している。

お子様がまだ小さいので、往来が頻繁に行われそう。

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by tsuji-chika | 2019-02-26 09:13 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

190221 春

『赤坂台の家2』

本日、確認検査機関の中間検査を無事に終了。
大工工事はこれからが本番。
屋根はおおよそ格好がついたので、次は外壁に取り掛かる。

現場には、春の気配。
日も長くなってきたので作業は一気に進むと思う。

■吹き抜けへの視界を邪魔しないように丸柱を2本並べた 
■前景と後景:写実的な構図を狙う
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by tsuji-chika | 2019-02-21 10:37 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

190215 ヒライリ

『赤坂台の家2』

建物が両袖の家に挟まれるようにたつ。

屋根は、北側の道路に下がるように納まる平入り(ひらいり)。
基礎が高く、2階建ての壁面がどどっと前の道に圧迫感を与えないように
そして、雨風から左官の壁を守る壁面保護という理由でそうした。

さらに2階の外壁を少し外に持ち出すことで
1階の壁に、雨風がよりあたらない工夫をし表情を作っている。

■大きな切妻屋根は敷地奥まで続き、吹き抜けをつくります。
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by tsuji-chika | 2019-02-15 11:30 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

190214 準備

『赤坂台の家2』

近所の現場ということもあって、息子が上棟の様子を見に来た。
パパは見ているだけなの?と不思議がられたのが印象的だった。

そう、設計士というのは特に上棟の日にはやることが無いのだ。

まな板の上の鯉のような心境で、
事前に準備したことがトラブルなく進んでいるか、仁王立ちして見ているしかできない。
職人さんが夕方までにできるところまで進んでおこうと
必死になって動いている時に、やっぱりあっち、それは違うとあーだこーだというのはご法度。

何も無いことが正解。
息子には「準備することが大事」とそれらしく伝えておいた。

■細かな加工は下で行っておく 組み上げてからするのでは作業が遅くなる
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by tsuji-chika | 2019-02-14 13:17 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

190212 祝上棟

『赤坂台の家2』

2019年2月11日、赤坂台の家2が無事に上棟しました。
朝からはあいにくの天気、小雪が降る中での作業でしたが
大きなトラブルもなくて良かった。

親戚の皆様も集まり、とても和やかな雰囲気。
普段はお施主さんとの打合せだけなのでお会いすることは無いのですが
こうやって色々な人に見守られていることを肌で感じると
身の引き締まる思いになりました。

今日は朝から快晴。
手間のかかる屋根仕舞いを終わらせて、雨養生を行えれば一安心。

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by tsuji-chika | 2019-02-12 10:58 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

181218 基礎1回目

『赤坂台の家2』

前の道に対して1m上がった敷地。
その高低差を吸収する為に、擁壁も兼ねた基礎を打つ。

高基礎になるので2回に分ける。まずは深い方から・・・。

■年内は基礎工事まで 年明けに上棟
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by tsuji-chika | 2018-12-18 11:11 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)