カテゴリ:『三重の家』( 25 )

200122 記憶

『三重の家』

何を見ているのか。
人の記憶は常にカラーではなくモノクロで曖昧なものが多い。

何となく印象的だったシーンを断片的に記憶して
その家、その空間のイメージを思い出す。

では印象的なものとは何か。印象的なものをどう作るか。
建築士の個性が出るのはここで、捉え方の違いがスタイルに現れる。

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by tsuji-chika | 2020-01-22 12:44 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

200121 from start to finish

『三重の家』

工事も大詰め。
最初から最後までほとんど大工さんの仕事。

だいたいの現場では、壁の下地ボードを貼ってしまえば大工さんはお役御免で
クロス、左官、塗装屋さんに仕上げを譲る。
キッチン、家具は既製品でメーカーから運んできてポンっと設置する。

キッチンを大工さんが作る(https://tsujichika.exblog.jp/27690602/)。

床、壁、天井にはじまり家具も大工さんがつくる、外部の柿渋も大工さんが塗ってくれた(笑)。
仕上がりの一体感が凄い。良い雰囲気になってきました。

■カウンターはステンレスバイブレーション仕上げ
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by tsuji-chika | 2020-01-21 17:33 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

200116 洗濯干し場

『三重の家』

洗濯機のある脱衣所の横に洗濯干し場を設けた。
2面掃き出しのサッシがついたサンルームのようなスペース。

黄砂や花粉、PM2.5はどこでも
みかん畑があれば農薬があり、畑があれば野焼きなどもある。

小さなスペースですが
網戸もついて快適に利用して頂けると思います。

■仕上げはせず、外壁の下地材に用いたモイスで調湿効果も期待します
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by tsuji-chika | 2020-01-16 08:20 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

200115 マグロの板

『三重の家』

2階に台所がある。
壁向きにコンロと流しが付き窓の向こうには水平線が見える。

他の壁はスギ板の横張りとし
この正面の壁だけ巾広のスギ板を使い目板で押さえる仕上げとする。
このスギ板、地元の製材所で調達し
普段はマグロを運ぶ箱用にひかれているとのこと。

台所の壁にマグロの板を使う(笑)。
これは良い仕上げになりました。

■同一素材で仕上げる場合は単調にならないようパターン替えて微細な変化を作る
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by tsuji-chika | 2020-01-15 08:07 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

200114 清々しさ

『三重の家』

壁・天井はスギ板。床はヒノキで仕上げる。
塗装もせず、張りっぱなしの仕上げ。

木を切って板にしてそのまま。
自然がそのまま室内の仕上げになる。
簡単そうであまりない。

だから清々しい。

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by tsuji-chika | 2020-01-14 17:27 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

191224 horizon

『三重の家』

台所・居間からは、水平線が見える。
誰が何と言おうと三重の家の天井は水平で
丁度波のようにリズム良く梁を見せて、よりその水平性を強調する。

その天井高さはお施主さんの背丈に合わせられ
間口に対して横方向をぐぅっと長くすることでさらに水平性が強調されている。

■天井に反射する光がやわらかい
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by tsuji-chika | 2019-12-24 08:17 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

191220 丸山千枚田

『三重の家』

少し早く着きそうだったので寄り道して
丸山千枚田へ。

霧の為ほとんど何も見えず。
でも、底が見えないどこまで続くかわからない景色が凄く良かった。

■マチュピチュ(http://www.tsuji-chika.com/r%20travel.html)を思い出した。
丸山千枚田の方が有機的。
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by tsuji-chika | 2019-12-20 08:16 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

191130 家具を作っているよう

『三重の家』

現場を見ていると、家具を作っている感覚になることがある。

図面に描いておいて無責任だが、これは大変だなと思う。
一本の線はサッと引けるが現実にする為には、
材料を手配して、木の癖を読んで、刃 物を研いで、角度を調整して溝をつく必要がある。

設計と施工が分離していなくて
考える人と作る人が一緒の場合は余程自分に厳しい人でない限りこんな手間はかけないようになる。
そんな変わり映えしないと感じるならば誰だって楽をしたい。

言い換えると、設計・施工が分離しているからこそなしえる仕様だとも思う。
大事にしていることは、できた時に関わって頂いた人が納得して貰えるかどうか。

「あー面倒くさい」と言いながらもニコニコして作業をして頂ける姿に頭がさがる思いです。

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by tsuji-chika | 2019-11-30 10:00 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

191128 拠り所

『三重の家』

拠り所【ある事の成り立つ根拠となる事柄:大辞林】がない土地。
ここに20坪ちょっとの家を建てるのだから気をつけなければなんだか寂しい印象の家になってしまう。

大屋根と、差し掛けの小さな切妻屋根。
親子の屋根が支えあい成立する形を作った。

■差し掛けがあることで親しみやすく豊かな感じが漂っている
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by tsuji-chika | 2019-11-28 15:17 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

191127 風伝おろし

『三重の家』

風伝おろしという自然現象。
盆地に溜まった霧が溢れだして山肌に沿って流れ落ちる。
もののけ姫みたい・・・。

■これだけきれいに見えるのは珍しいそうです
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by tsuji-chika | 2019-11-27 16:49 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)