カテゴリ:『白浜の家』( 13 )

190819 コンクリートをつくる

『白浜の家』

現場で型枠を組んで、そこにコンクリートを流しこむ。
ものすごく原始的な方法だが、機械的でない分人間臭さか残る。

それを安藤忠雄のようにストイックにきれいに仕上げようとする人もいれば
ズントーのように粗野なままが良いという人もいる。どちらが正解というものでもない。

蓋を開けてみないとどのような仕上がりになっているかわからいが
やれるだけはやって後は型枠をばらすのを待つのみ。

■片持ちのスラブがある為、養生期間を少し長くとる。
b0129659_10364728.jpg
辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2019-08-19 10:43 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190816 順光の借景

『白浜の家』

順光(じゅんこう):被写体(ここでは景色)に正面から光があたること。
(※逆光の反対の意味です。)

敷地の北側に隣地の緑が見える。

地面から浮遊した居間や食堂などが
北側に向かって開口部をとり、隣地の緑を借景とする計画。

順光がその緑にあたりキラキラと美しい光が室内に飛び込んできます。

ゆらぎを取り入れる
b0129659_16463272.jpg
b0129659_16465436.jpg
辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2019-08-16 16:55 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190814 1cm

『白浜の家』

2階の床が、1階の外壁より1m外に飛び出しています。

片持ちスラブ(床)。

仕上がるとその持ち出した底の部分が外から見えることになります。

通常、和室の天井は部屋の中心部分で少し上げて仕上げます。
部屋の真ん中も、部屋の端も同じ高さで水平に仕上げてしまうと
目の錯覚で、天井の中心部分が下がって見えてしまうから。

それと同じで
この片持ちスラブも前方を1cm持ち上げて型枠を組んで頂きました。
型枠大工さんからの提案です。

机上と実際の間に乖離があること。
工業製品とは違う、建築の難しいところ。

b0129659_8494661.jpg
辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2019-08-14 08:59 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190810 配筋検査3回目

『白浜の家』

通常の住宅では、1回のところを
今回の現場では4回配筋検査をすることになります。

いよいよ2階床の配筋が登場。
2階の外壁が、1階よりも1m飛び出しているので一回り建物が大きくなった印象です。

敷地にスケールアウトせず、とても馴染み良い大きさです。
b0129659_8241319.jpg


残り半分の基礎(写真左側)は1階部分が出来た後、型枠を外してからの施工となります。
b0129659_824319.jpg
辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2019-08-10 08:32 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190731 割付

『白浜の家』

南国の照りつける日差しの下、配筋検査をさせて頂きました。

写真は1階(申請上は地階扱い)のコンクリートの型枠。
型枠(ベニア)を両側からサンドイッチして、それぞれがコンクリートの重みで離れないように
セパという鉄筋の棒で両側から引っ張ります。

コンクリートにはこのセパの端部につくピーコンと呼ばれる部材の後が残るので
それを事前に割付ておく必要があります。

割付と言えば、コンセントや照明、エアコン用のスリーブ(穴)なども
それぞれが干渉しないように、それぞれがバランス良く見えるように位置を決めています。

工種が、型枠、鉄筋、電気、設備、ガスと複数にまたがり
それが1回コンクリートを流すだけで、すべてが決まってしまうところに難しさがあります。

b0129659_693353.jpgb0129659_694940.jpg

辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2019-07-31 06:33 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190730 工事看板

『白浜の家』

比較的交通量の多い道路に面する為
せっかくなのでということで工事看板を作ることになりました。

建ち方からして普通の家とはちょっと違うので
シングルラインで建物の外形をなぞり、なんとなくどんな建物が建つかがわかるような看板にしています。

白浜に行かれる方は
あ!っと思われるところで発見して頂けるかもしれません(笑)。

b0129659_634271.jpg
辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2019-07-30 06:10 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190711 打合せ

『白浜の家』

現場確認の後は、田辺にあるタナカ工務店さんの事務所に移動して
施工図の打合せ。型枠、電気、設備、サッシと担当者に来ていただき図面を元に話を決めていく。

設計図書で描かれている内容に対して
地域制(扱えるメーカー、流通)、施工側の意見など調整を重ねて着地点を見定める。
何が良くて何が悪いのかその線引き(設計意図)を明確にしていないと
その判断が、相手の事情に沿ったものに流されてしまう。

ひとつひとつ慎重に決定をしていく。

■打合せは夕方まで続いた
b0129659_9245912.jpg

辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2019-07-11 09:31 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190710 配筋検査

『白浜の家』

全部で4回ある配筋検査の1回目。
1階(確認申請上は地階扱い)の底盤。

1階はコンクリート造となるので、鉄筋も太く配筋量も多い。
今回は自重で土圧を受ける計画になっているので底盤が厚いのが特徴。

■達筆な墨打ちの文字は職人の自身のあらわれ
b0129659_7561792.jpg
b0129659_7563361.jpg

辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2019-07-10 08:06 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190624 割付

『白浜の家』

1階コンクリート部分の型枠の割付。
セパ穴も含めて検討していく。

施工性だけを考えてやってしまうと
変な割付になってしまう。
施工側と設計側、両者で検討を進めて、きれいな割付を探る。

■事前に詰めておくこと
b0129659_10331942.jpg
辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2019-06-24 10:36 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190614 遣方(やりかた)

『白浜の家』

建物が建つまわりに
仮設板で建物の位置、高さの基準をつくる、遣方(やりかた)。

斜面地や敷地が整形されていない土地の場合は
この基準がないと正確に何も建てることができない。

今回の遣方を見るだけで
土地の形状がいかに複雑かがわかる。

■久しぶりにこんなに高さのある遣方をみた
b0129659_542398.jpg
辻健二郎建築設計事務所
Instagram
by tsuji-chika | 2019-06-14 05:48 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)