カテゴリ:『白浜の家』( 17 )

191021 上棟

『白浜の家』

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軒の出1800と1500mmと、とてもゆったりとした切妻屋根。
間口に対して奥にぐぅっと長い間取りなので軒先がすぅっと通って気持ちが良い。
1階が土留めを兼ねた鉄筋コンクリート造で2階に木造の平屋が載ります。

建物に対して前面道路が大きく下がっているので
主とする外観は下から見上げるアングルになります。
真正面から見る立面図だけで検討していると、
このアングルのズレを捉えにくいので、CGによって勾配や建物高さを検討し調整しています。

とは言っても実際に建つまではまな板の上の鯉状態でいつまでたってもドキドキする。
形が単純な建物ほど、プロポーションが決め手になるのでここをはずすと他でリカバリーはできません。

■谷地にすっと納まりました。
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■妻面は1階に比べて1m飛び出しています。
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■周囲からの落ち葉を考慮して樋はつけません。
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by tsuji-chika | 2019-10-21 10:57 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190921 普段と違うこと

『白浜の家』

床を持ち出す場合、外壁に雨水が侵入した時に水を逃がす手段がない。
じわぁっと水が水平に広がり乾くのを待つしかない。

そこで土台より外側に水勾配をとり水が中に入り込まないように
納まりを工夫している。

普段と違うことをする時は
それによって何が問題になるかを予め想定しておくこと。

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by tsuji-chika | 2019-09-21 11:38 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190919 experience

『白浜の家』

3回目の配筋検査、白浜へ。

敷地が谷になるので周辺の山から水(地下水)が流れ込む。
土留めを兼ねた擁壁は、土圧を受けると共に水の影響も受ける。

山側の壁が地中に埋まる為、防水対策が必要になる。

1枚目の写真。
三角の茶色い部分が塗膜防水。地中に埋まる部分に施工している。
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2枚目の写真。
塗膜防水の外側に防水保護と結露対策の為に断熱材を入れた。
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3枚目の写真。
壁で堰き止められた水を逃がす為に地面の中にトレンチ管を埋設した。
トレンチ管(ポツポツと穴が開いていて地中に溜まった水を排出する肉厚の管)
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今回のケースでのこのような対策は
意識されていないと無策のまま進むことがあってもおかしくない事案だと思う。

山中湖の家(https://tsujichika.exblog.jp/i6/)や
赤坂台の家(https://tsujichika.exblog.jp/i20/)を
経験していたから敏感になれたのだとつくづく感じる。

やれることはやっておくこと。

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by tsuji-chika | 2019-09-19 08:43 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190914 型枠が外れる

『白浜の家』

土留めと、基礎と、納戸を兼ねた1階のコンクリート部分。
型枠がはずれようやく形が見えてきました。

■無垢な状態が良い
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by tsuji-chika | 2019-09-14 10:07 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190819 コンクリートをつくる

『白浜の家』

現場で型枠を組んで、そこにコンクリートを流しこむ。
ものすごく原始的な方法だが、機械的でない分人間臭さか残る。

それを安藤忠雄のようにストイックにきれいに仕上げようとする人もいれば
ズントーのように粗野なままが良いという人もいる。どちらが正解というものでもない。

蓋を開けてみないとどのような仕上がりになっているかわからいが
やれるだけはやって後は型枠をばらすのを待つのみ。

■片持ちのスラブがある為、養生期間を少し長くとる。
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by tsuji-chika | 2019-08-19 10:43 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190816 順光の借景

『白浜の家』

順光(じゅんこう):被写体(ここでは景色)に正面から光があたること。
(※逆光の反対の意味です。)

敷地の北側に隣地の緑が見える。

地面から浮遊した居間や食堂などが
北側に向かって開口部をとり、隣地の緑を借景とする計画。

順光がその緑にあたりキラキラと美しい光が室内に飛び込んできます。

ゆらぎを取り入れる
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by tsuji-chika | 2019-08-16 16:55 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190814 1cm

『白浜の家』

2階の床が、1階の外壁より1m外に飛び出しています。

片持ちスラブ(床)。

仕上がるとその持ち出した底の部分が外から見えることになります。

通常、和室の天井は部屋の中心部分で少し上げて仕上げます。
部屋の真ん中も、部屋の端も同じ高さで水平に仕上げてしまうと
目の錯覚で、天井の中心部分が下がって見えてしまうから。

それと同じで
この片持ちスラブも前方を1cm持ち上げて型枠を組んで頂きました。
型枠大工さんからの提案です。

机上と実際の間に乖離があること。
工業製品とは違う、建築の難しいところ。

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by tsuji-chika | 2019-08-14 08:59 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190810 配筋検査3回目

『白浜の家』

通常の住宅では、1回のところを
今回の現場では4回配筋検査をすることになります。

いよいよ2階床の配筋が登場。
2階の外壁が、1階よりも1m飛び出しているので一回り建物が大きくなった印象です。

敷地にスケールアウトせず、とても馴染み良い大きさです。
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残り半分の基礎(写真左側)は1階部分が出来た後、型枠を外してからの施工となります。
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by tsuji-chika | 2019-08-10 08:32 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190731 割付

『白浜の家』

南国の照りつける日差しの下、配筋検査をさせて頂きました。

写真は1階(申請上は地階扱い)のコンクリートの型枠。
型枠(ベニア)を両側からサンドイッチして、それぞれがコンクリートの重みで離れないように
セパという鉄筋の棒で両側から引っ張ります。

コンクリートにはこのセパの端部につくピーコンと呼ばれる部材の後が残るので
それを事前に割付ておく必要があります。

割付と言えば、コンセントや照明、エアコン用のスリーブ(穴)なども
それぞれが干渉しないように、それぞれがバランス良く見えるように位置を決めています。

工種が、型枠、鉄筋、電気、設備、ガスと複数にまたがり
それが1回コンクリートを流すだけで、すべてが決まってしまうところに難しさがあります。

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by tsuji-chika | 2019-07-31 06:33 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190730 工事看板

『白浜の家』

比較的交通量の多い道路に面する為
せっかくなのでということで工事看板を作ることになりました。

建ち方からして普通の家とはちょっと違うので
シングルラインで建物の外形をなぞり、なんとなくどんな建物が建つかがわかるような看板にしています。

白浜に行かれる方は
あ!っと思われるところで発見して頂けるかもしれません(笑)。

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by tsuji-chika | 2019-07-30 06:10 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)