221223 ホームページ -vol.04-

大野中の家6

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# by tsuji-chika | 2022-12-24 15:47 | ホームページ | Trackback | Comments(0)

221223 ホームページ -vol.03-

白浜の家

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# by tsuji-chika | 2022-12-23 12:25 | ホームページ | Trackback | Comments(0)

221222 ホームページ -vol.02-

合間をぬってホームページの制作を行っている。
とりまとめや構成は製作会社を営む友人・エンジニアのIさんにおまかせすることになりますが
そもそものネタ(写真やテキスト、どうしたいか等々)をこちらから提供する必要がある。

あたりまえの話。

そこで、開業してから39件の物件について写真の整理を行っている。
あんなこともあったな、こんなこともあったなとそれぞれの物件について思い出があり
一枚一枚の写真に撮影した時のシーンがよみがえってきて面白い。
幸い、継続してblogを続けているし、竣工写真も初期の頃を除いては自分で撮影しているので
データは時系列に整理されて残っている。それを順番に整理しては送るの作業を繰り返す。

そんな中でオォっとなる写真を見つけたりすることがあって
手を止めては鑑賞してしまう。
当時はスルーしていた一枚も時間が経つことで僕自身の見え方が変わっていて
何か引っかかるものになったんだなぁと。

黒江の家の一枚。
サラッとしていて一見、変哲もない一枚。
しかし、天井の高さや、窓の配置、光の入り方など
結構仕掛けをたくさんしていてあまり見られない空間になっている。
写真も早朝の凛とした空気が捉えられているし何か感じられるものになっていると思います。

と、今までの仕事を振り返ることでその時に何を考えていて
何をしようとしているかなど改めて考える良い機会になっています。

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# by tsuji-chika | 2022-12-22 14:03 | ホームページ | Trackback | Comments(0)

221217 境界のデザイン

学生の頃、コンビニの上に住んでいる先輩がいた。
聞けば部屋に冷蔵庫がなく、下のコンビニを冷蔵庫かわりに使っていると
建築コンペにでてきそうなアイデアをリアルに実行している強者として
面白いなぁ~と思っていた。

冬になると洗濯物が乾かず、近所のコインランドリーを使う。
乾燥を待つ30分の間、
ノートとペンを持っていって今考えていること(たいした内容ではない)を整理する。
普段あまりない時間の使い方。
これが毎日だと大変だけど、たまにであれば貴重な時間。

幹太くんが家にあれば
ささっと洗濯物を入れてスイッチを押して他のことをすると思う。
間違ってもノートとペンを机に置いてじっと何かを考えるようなことはしない。
と考えると、
強制的に待つしかない30分がコインランドリーを使うことで作られている。
ものは考えようだ。

都会であれば
1階に、コンビニ・コインランドリー・スーパー・ジムがあるようなマンションを探して
それら機能をフルに使いたおして身軽に生活することも可能だと思う。
学生であればそういう視点で部屋探しをして限られた学生生活を実験的に
生活してみるのも面白そう。

家を考えるということは
生活を営むうえで必要な機能を
家の中にどれだけ取り入れるかの調整だとも言える。
打合せをしていて面白いのは、そこで線を引く!?というお施主さんならではの
ライフスタイルを知ることができて、
例えばテレビがないとか、寝る時はずっとエアコンで窓を開けないとか
タイ料理を家でつくるとか、カメを飼うとか、観葉植物を床に植えるとか(笑)、
大きな家なのにゴミ箱一つで生活されているとか、千差万別で面白い。

注意したいのは、このような違いは
不便そうとか、生活しにくそうとか良い悪いと判断するようなものでなくて
むしろ長所としてググっと掘り下げて
計画に反映させることが楽しさや面白さにつながってくるということ。

設計していて楽しいのは
それぞれのお施主さんならではの線引きによって
普段できない展開を創造できたとき。

これからも、おぉ!そこで線引くか~という
お施主さんに出会えることを楽しみにしています。

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# by tsuji-chika | 2022-12-17 09:14 | 『その他』 | Trackback | Comments(0)

221214 ミャンマーチーク

『有田の家4』

床の養生がとれました(写真は美装前の様子)。

今回、ミャンマーチークの厚単板の床板を使うことになったので
それに合わせて、造作の家具や木部の塗装を慎重に選んでいきました。
床材の存在感が強くなると想定されたので
柱や梁、枠は基本的にはペンキ塗りとして色々な木が混じって
うるさくならないように注意しています。

同じ表(あらわ)しとしている新宮の家とは少し考え方が違う解き方をしましたが
モダンな表情になって若いお施主さんに合う雰囲気になったと思います。

そして、いつも注意していることなのですが
家具も何も置いていない時は、少し物足りないぐらいが丁度良いということ。
ここに、家具やファブリック、小物や家電製品、観葉植物といった生活が
入ってくると素材や色が混じって賑やかになるので。
その引き加減を丁寧に設計していくことが難しい。

■この雰囲気はスケール感が間延びしているとなかなか出ない 掃き出し窓のHは1800mm
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# by tsuji-chika | 2022-12-14 17:23 | Trackback | Comments(0)