190611 遠くの景色

『三重の家』

前面道路の高さに対して
排水の勾配がとれるように敷地をかさあげしています。

敷地に立つと、みかんの木よりも
高い視線になりより遠くが見通しやすい。

太平洋に向けてなだらかに傾斜しているので
視線を遮るものはほとんどなく
2階の台所に立つと水平線から朝日がのぼるのが見える。

海陸風も吹く
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# by tsuji-chika | 2019-06-11 05:30 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

190608 素材感

『赤坂台の家2』

内部が仕上がりました。

珪藻土クロスに、ゴム集成材の造作、スギヒノキの構造材
手に触れる部分には真鍮製の鈍く光る金物。

それぞれは地味な材料ばかりで
特に高価なものでもない。

素っ気ないかわりに素材は本物を使う。

そこに効果的に光が入ることで
素材が活き活きしてくる。

何かに似せた材料だとこうはならない。

■壁や天井に反射する光のグラデーションが模様や柄となる
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# by tsuji-chika | 2019-06-08 09:11 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

199607 境界

『三重の家』

着工に向け工務店さん含めた打合せの為
三重県は御浜町へ。

道中、ただただ山道を走る。

スギとヒノキが植林された山の景色は
ほとんど変わらない。
その変わらない景色でも
ハッと印象が変わる瞬間があり車を停めては写真におさめる。

車中暇なので色々と考えてみた。

この印象の違いは
山の稜線、空との境界の輪郭の違いによるものだとわかってくる。
なだらかな境界、切り立った境界。

人は物や空間を知覚する時
無意識のうちに境を見ている。

白い大きな壁の真ん中を見続ける人はいない。
壁と床の境、壁と天井の境。

これが理解できると
建築においてはこの境の処理がいかに重要かがわかる。
壁に同じ素材を使っていても、
巾木の大きさや廻り縁の存在の有無で空間の印象が変わるのはその為だ。

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# by tsuji-chika | 2019-06-07 05:43 | 『三重の家』 | Trackback | Comments(0)

190606 化粧

『赤坂台の家2』

外部の木部について極薄い白の塗装をしている。
一手間

写真では伝わりにくいが
やはり、何も混ぜない透明のものを塗った時とは仕上がりが違う。

やさしい。

スギの力強い部分ではなく、柔らかい部分がうまく表現できていると思う。

外壁の茶色の左官壁との相性も素敵です。

■シンボルツリーの緑が入ることで丁度いいバランスになります
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# by tsuji-chika | 2019-06-06 06:06 | 『赤坂台の家2』 | Trackback | Comments(0)

190528 整地

『白浜の家』

現場では整地作業が続く。

敷地は、前面道路から大きく3段に高低差がついている。
計画はそのうちの下段、中段を利用する。

土留めを兼ねる1階(申請上は地階扱い)鉄筋コンクリート造(RC造)とし
その上に木造の平屋を載せる計画。

見方によっては平屋に見えたり2階建てに見えたりと
敷地形状が反映されたユニークなつくりです。

■3方を山に囲われ丁度谷に位置する敷地 
■水が浸み込みやすい土なので1階に重量がある鉄筋コンクリートを持ってきたのは正解だと思う
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# by tsuji-chika | 2019-05-28 08:47 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)