211220 建築の寿命

近所の解体現場、和大宿舎の建物。

あまりの迫力にカメラを持っていって撮影をさせて頂いた。

解体現場をみる度に思うことは建築の寿命について。
①老朽化により物理的に寿命になったもの
②機能的な役割が時代に合わず寿命になったもの

このどちらかなぁという意識で
そのあらわになった断面を見ている。
今回のケースは①②どちらもありそうですが
街中を観察していると②の機能的な役割を終え解体されるものが圧倒的に多い。

建築を作る側としては普段は①に対して注意を払う。
しかし、実態は②について考えることの方が建築の寿命を延ばす
ことにつながると思う。

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kenoba
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# by tsuji-chika | 2021-12-20 16:59 | 海南市の風景 | Trackback | Comments(0)

211218 サーキュレーターvol03

このサーキュレーターネタをしつこく書いている。
サーキュレーターvol01
サーキュレーターvol02
特にこの時期、書きたくなる。それぐらい効果を実感しているからだと思う。

アレクサがうちに来てからスマートプラグ
紐づけてより使いやすくなった。
「アレクサ サーキュレーター付けて」と言えばファンが動きだし
「アレクサ おやすみ」と言えば、エアコンと照明とファンが同時に切れる。

暖房器具は専らエアコンのみ。
エアコンの暖房が苦手という方は足元が温まりにくく
頭がボーっとするからと言われる。
サーキュレーターで空気をかき混ぜて
足元から天井付近まで均等に温まることでこの問題はかなり改善される。

エアコンの取り付け位置は高い位置にある為
足元が冷たくてもエアコン付近が温かいので
エアコンは設定温度に達したと判断して温めるのを止めてしまう。

冷えない⇒設定温度を上げる⇒温まったと判断する⇒でも足元は冷たい
⇒設定温度を上げる⇒ますます頭がボーっとする悪循環。
電気代も高くなり凄く効率が悪い使い方。

吹き抜けがあったり、天井が高い部屋にはより効果が期待でき
頭がボーっとしにくくなるのは、仕事場や勉強する時などには大変ありがたい効果。
是非試してみてください。

■ガスファンヒーターでも同じ
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# by tsuji-chika | 2021-12-18 10:33 | Trackback | Comments(0)

211213 植栽見学

『砂山の家』

植栽を検討する為に
お施主さんと松田造園さんの畑に。

相変わらず手入れの行き届いた畑にたくさんの木が植わっていて
説明を受け、見せて頂くだけもでも楽しい。
以前よりもさらにバリエーションが増えている。
記録しただけでもたくさん、、、。

■ジャカランタ
■メディカルティーツリー
■バンクシア
■コーストバンクシア
■キンポウジュ
■ヒラマスギ(スギグロボウザ)
■コルクガシ
■ボトルツリー
■モクマオウ
■ブラックティーツリー
■カマイキパレスウツビクナナ
■フィペリカムサンライト
■レモンバーベナ

木のトレンド(流行り)も年々移り変わっていて
生産者としてもその流れにあったものに切り替え丁寧に対応されている印象を受ける。

造園の世界で有名な方々とも取引をされ
関東方面からもこの畑に見学にこられるとのこと。
気軽に見学させて頂いてますが、
多分これだけたくさんの種類を見られるところは少ないかと思います。
ご近所でうれしい限りです。

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# by tsuji-chika | 2021-12-13 16:35 | 『砂山の家』 | Trackback | Comments(0)

211208 写真から学んだこと

写真を見えている世界を切り取ったものだとする。

切り取った以上は、そこに映らなかったものがあるわけで
その映らなかった部分を想像するからこそ
その写真の見え方が、見る人によって変わってくる。

実際の現場以上に、
写真の方が豊かに想像力溢れて見えることがあるのはその為で
写真のコツは、何を写すかではなく
写さないものを作ることで想像力にゆだねる部分があるかどうかだったりする。

それを建築に反映させてみる。

西側に設置した窓。
ソファーコーナーとなりヌックのようなスペース。
窓がすべて見えるわけでなく垂れ壁によって半分欠けている。
西日がダイレクトに入って
室内がノスタルジックな雰囲気になるのを避けたいという意図もあるのですが
どちらかというと、先程の想像力にゆだねる部分を作りたかった。

すべてがストレートに見えないことで
広がりを感じさせる仕掛けになっている。

■明暗の輪郭が出るように垂れ壁の厚みを薄くしている
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# by tsuji-chika | 2021-12-08 10:17 | 『砂山の家』 | Trackback | Comments(0)

211203 どこかで見たことがあるような

『砂山の家』

2階中央は少し広いスペースとなっていて
吹き抜けを介して1階ともつながり
中央には腰壁を利用しながら机を作りつけた。
この机にはPCを置いてちょっとした作業や物書きなどもでき
各寝室の中央に位置することもあり様々な使い方が想定される面白い場所。

現場を散策していると天窓から光が差し込み
エッジの効いた腰壁が作る深い堀(井戸)のような吹き抜けに足を止めた。

どこかで見たことがあるような・・・。

ラ・トゥーレット修道院
コンクリートの量塊に穴を開けそこに落ちる光。
ただの吹き抜けにそんなことを感じるのはマニアックな話ではあるのですが
天板や枠廻りを10mmに抑えることで輪郭が立つ。
detailのなせる雰囲気だなぁ~と改めて実感。

■彫刻的な雰囲気が漂う空間
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# by tsuji-chika | 2021-12-03 17:27 | 『砂山の家』 | Trackback | Comments(0)