080616 階段の納まり

「大野中の家」の階段は、
食事室(D)と家族室(L)を区切るように、部屋の中央に設置されます。

階段の側桁がそのまま室内に見えてくる為、
どのような意匠(デザイン)を施すかとても重要になってきます。

意匠と言っても見せかけのものでなく、
階段の強度を守る為の楔(くさび)の処理の仕方と言った方が適切で、
強度、昇降のための安全性、そして意匠性、様々な角度からの検討が必要です。

写真は、楔(くさび)の留め方の模型。
棟梁を含め色々なアイデアを出し合って検討していきます。

b0129659_927770.jpg
# by tsuji-chika | 2008-06-16 09:27 | 『大野中の家』 | Trackback | Comments(0)

080614 巨大な木

大きいではなく
「巨大」な印象をあたえる木を見つけました。
枝打ちされていますが、
異形に残る枝の葉がその存在感をますます「巨大」なものにしています。

b0129659_917198.jpg
# by tsuji-chika | 2008-06-14 09:18 | 海南市の風景 | Trackback | Comments(0)

080613 下り坂

山の斜面に沿って、素っ気なく作られた坂道。
階段やスロープを考える時、
安全性の問題から手摺や勾配といったことに多くの検討がなされますが、
この坂道は違った次元で存在し、下りることの楽しさを獲得しています。

b0129659_926474.jpg
# by tsuji-chika | 2008-06-13 09:41 | 海南市の風景 | Trackback | Comments(0)

080612 木製建具

「大野中の家」の主だった開口部(窓)には、木製建具を使用しています。

木製建具を使用する理由は、温かみがあること、断熱性能があること色々とありますが、
一番大きな理由は、サイズが自由になり、開き方に色々な工夫ができるということです。

既製品のアルミサッシを使用する場合、規格化された範囲内での選択となるので、
その規格にあわせて窓の大きさが決定されてしまいます。

部屋のイメージを想像している時に、
どうしても欲しい大きさ、欲しい開き方が必要になるときがあります。

適材適所、アルミサッシと木製建具が選択されていきます。

■建具屋さんの作業場にて。木製建具が作られるところ。樹種は米ヒバ。
b0129659_20562996.jpg
# by tsuji-chika | 2008-06-12 09:00 | 『大野中の家』 | Trackback | Comments(0)

080611 囲われた空間

「大野中の家」の主屋根では、
軒の出を1,050mm確保しています。
それに加え南側のバルコニーでは、
袖壁(写真正面)を両サイドに設けているので、
囲われた空間が生まれています。

床面積(坪数)に参入されないところですが、
表からの緩衝帯として落ち着きのある大事な場所となっています。

b0129659_9352832.jpg
# by tsuji-chika | 2008-06-11 09:36 | 『大野中の家』 | Trackback | Comments(0)