プレカットの打合せをしていて、
和歌山と山中湖で地域差を感じることがいくつかありました。
その例を列挙。
①和歌山②山中湖
■土台①ヒノキ②米ヒバ(外国のヒバ材)
→温暖化の影響で最近は山中湖でも白蟻が発生することがある
ということで、今回はヒノキとして頂きました。
■根太の大きさ①□45mm@303②□45x60mm@303
→今回は根太成60mmを採用
■屋根部材の大きさ①普通②ひとまわり大きい
→構造計算により積雪荷重を加味する必要があるので山中湖では
部材がひとまわり大きくなります。
■木材全般①地場産(紀州材)の木材がある②東京の木場から輸送
→改めて和歌山の木材流通事情が恵まれていることがわかる。
海外旅行に出て日本の良さ・良くないところに改めて気付くように、
遠くの現場での経験は普段の仕事を客観視することができます。
今後、各工程においてどんな違いを見つけられるかとても楽しみです。
辻・近川建築設計事務所∥海南市 設計事務所 和歌山 建築 辻 近川 建築設計事務所∥