高野山金剛峰寺には
日本画家・千住博画伯による『断崖図』・『瀧図』がある。 1000年以上残る作品をつくる。 100年以上残る建築をということで 島根県芸術文化センター グラントワ:設計・内藤廣がつくられた。 時間という概念を作品作りに持ち込むことでより研ぎ澄まされていく。 ■断崖図 ![]() ![]() ![]() ■瀧図 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() kenoba 辻健二郎建築設計事務所 #
by tsuji-chika
| 2022-05-12 08:21
| 高野山の風景
|
Trackback
|
Comments(0)
母がお墓用に高野槙
を買いたいということで姉と三人で高野山に行ってきた。 今年のGWは少し涼しく天気も良くて 山中湖と同じように標高(900m程)が高いので高原のような空気が漂っていた。 樹齢100年を超えるスギが林立する間に シャクナゲのピンク色の花が咲いていて 以前同じ時期に来た時は気にも留めなかったのになと感慨深くなった。 ■写真は金剛峯寺の様子 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() kenoba 辻健二郎建築設計事務所 #
by tsuji-chika
| 2022-05-11 08:39
| 高野山の風景
|
Trackback
|
Comments(0)
湯川雅紀(1966~)という方がいらっしゃる。
ふと目にしたポスターが気になって、特別展をしている田辺市立美術館に行ってきた。 後日子供のサッカーが田辺市であったので2回目も行ってきた。 さて、この方なんと海南市重根出身で海南高校の先輩になる。 海南高校を卒業された後、 和歌山大学教育学部⇒大阪教育大学 ⇒ドイツに渡り国立デュッセルドルフ芸術アカデミーで学び マイスターシューラー(最高学位)を取得されている。 その後ドイツを拠点に制作をされながら 現在関西福祉科学大学教育学部の教授を務められています。 展示はドイツから帰国以来、現在までの約10年間の制作に注目して展観されている。 湯川さんの作品は、楕円をモチーフにして抽象的な表現なのですが ある一つのテーマのことを深く掘り下げていって 繰り返し繰り返し描くこと、考え続けた人だけが見える 微妙な違いや閃き、その先の展開(可能性)、 気付きが年々深みを増していくのが感じられとても勉強になります。 これって、すべてのモノづくり共通することで 例えば毎日、蕎麦を打ち続けて名人になる人や、 コンクリート打ち放しを追求して世界のAndoになる人だっている。 『飽きる』ことと戦い、解像度を上げながら モチベーションを保って続けること。 ポスターの表紙になっている作品 2021年の作品『Colors』は 始めて描いた人ではそれにはならい深さと奥行きの感じられる素晴らしい作品です。 海南市にある ビュッフェファイブさんでも 湯川さんの企画展をされていますのでこの機会に是非触れてみてください。 ![]() 田辺市立美術館・設計:坂倉建築研究所 ![]() ![]() kenoba 辻健二郎建築設計事務所 #
by tsuji-chika
| 2022-05-07 11:09
| 和歌山県の風景
|
Trackback
|
Comments(0)
外壁に面する内壁は、スタイロフォームに薄塗りの石膏を塗って下地を作り
その上にEP(水性ペンキ)を塗る仕様。 1枚目の写真は既存壁の様子 よく見るとクラックが入っているのがわかる。 ![]() 2枚目の写真は間仕切り壁がわりにあった家具を撤去した後の様子 枠に対してチリがほとんどなく0タッチで石膏を薄塗りする必要がある。 ![]() 3枚目は梁型を補修して頂いた後の様子 もともと隠ぺい部にあったのでガタガタだったけどピシッと角が立って きれいな梁型になった。正面が2枚目の写真の補修後の様子。 ![]() 最後に床のモルタル塗り。コルクタイルを貼るのでその下地作り。 既存の寝室と廊下の微妙な段差を埋める作業。 ![]() こうしてみると左官屋さんの仕事がとても多い。 今のようにボードをパンパン貼って乾式ではなくて 左官屋さんが鏝(コテ)を持って作業する湿式がとても多かった時代の建築。 プラスター(石膏)塗りの下地というのも今回はじめてみた。 ヒガシバタさん曰く左官屋さんはA級の方に来ていただいたとのこと。 とてつもなく作業に集中されていて、話掛けても応答がなかった程(笑)。 下地でもったいないですが、仕上がりも見事です。 kenoba 辻健二郎建築設計事務所 #
by tsuji-chika
| 2022-05-02 17:07
| 『m』
|
Trackback
|
Comments(0)
やはり反響を多くいただいて
『そんな建物触るの大変ですね』と心配も頂く。 工事としては、水廻りの改修と壁・天井の塗り直しがほとんどで 基本的なスタンスとしてはオリジナルを尊重しながら進めていきますので ご安心ください(変なことはしません(笑))。 とは言えこういう建物を触る以上は 工事して頂く工務店さんにもその価値を共有して頂き 場当たり的な対応ではなく丁寧に慎重に進めて頂く必要がある。 入口として、宮脇檀さんを知っているような建築オタクであれば 同じスタートラインに立って話ができるのでそんな方にお願いしたい。 今回、株式会社ヒガシバタさんに声を掛けさせて頂いた。 (東端さんのblogには建築オタクぶりがプンプン漂います) 僕とは同世代で、資格学校時代に知り合いそれからのお付き合い。 事務所も近所ということで、たまにお会いしては建築話をしていた。 大型ホテルの改修をはじめ様々なリフォーム案件を数多くこなし 自ら設計士として設計もされ、その活躍にはいつも刺激を頂いています。 工事は既に始まっていますが やはり、端々の対応には学ぶべきことがたくさんあってその采配はさすが。 また、二人で当時の職人さんの仕事を分析しながら 進めていくやりとりはとても勉強になります。 ■外壁はRC打放しにスタイロフォームを内張りしてその上に石膏を塗ってEP塗り ![]() ■1階に2部屋あった寝室 家具で間仕切りされていましたがそれを撤去して一部屋に ![]() kenoba 辻健二郎建築設計事務所 #
by tsuji-chika
| 2022-04-30 17:11
| 『m』
|
Trackback
|
Comments(0)
|
カテゴリ
全体 kenoba 『有田の家4』 『六十谷の家2』 『m』 『砂山の家』 『tke』 『広川の家』 『大野中の家6』 『大野中の家5』 『白浜の家』 『三重の家』 『赤坂台の家2』 『日方の家』 『新宮の家』 『京都の家』 『黒江の家』 『有田の家3』 『上の家』 『和歌山市の家』 『幡川の薬局』 『重根の家3』 『六十谷の家』 『F+』 『WS』 『毛見の家』 『湊北町の家』 『有田の家2』 『W』 『有田の家1』 『大野中の家4』 『重根の家2』 『田辺のカフェ』 『七山の家』 『大府の家』 『T』 『湊の家』 『赤坂台の家』 『大野中の家3』 『大野中の家2』 『山中湖の家』 『その他』 『大野中の家』 『その他工事』 海南市の風景 海南市の空 和歌山県の風景 試験体 ニューヨークの風景 鎌倉の風景 中部の風景 富田の風景 高野山の風景 大阪の風景 京都の風景 奈良の風景 兵庫の風景 四国の風景 九州の風景 沖縄の風景 講師 農業を体験する ありがとうございました 道具 本 備忘録 未分類 以前の記事
2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 03月 2017年 01月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 フォロー中のブログ
最新のコメント
最新の記事
記事ランキング
画像一覧
|
ファン申請 |
||