大工さんが作成した窓枠ができてから、
建具屋さんが、その寸法をはかり、
木製建具の製作に入ります。
人間が作るものですから、
窓枠上下で数mm程水平垂直がずれていたりします。
その時に建具屋さんが行う作業として、「タテコミ」というものがあります。
実際作ってきた建具を鉋(カンナ)やノミなどを使って窓枠ごとに削り合わせるというもの。
(※タテコミを専門にしているタテコミ屋さんという職種もあります。
今回はツムラ建具さんが製作からすべて担当でした。)
建具屋さん曰く、
現場に搬入して「タテコミ」の作業を見ていれば、
その窓枠の精度が分かるとのこと。
今回はあっという間に搬入完了。
ガラスは、ガラス屋さんが後日現場で設置します。
この窓一つで様々な職種の方が関係していることが分かります。
・大工 ・建具屋 ・ブリキ(板金)屋 ・ガラス屋 ・塗装屋 ・金物屋 ・材木屋 ・現場監督 ・設計事務所
■搬入された木製建具。樹種:米ヒバ 納め方:落とし込み、1分面、面一 塗装:蜜蝋(機械擦込工法)