190816 順光の借景

『白浜の家』

順光(じゅんこう):被写体(ここでは景色)に正面から光があたること。
(※逆光の反対の意味です。)

敷地の北側に隣地の緑が見える。

地面から浮遊した居間や食堂などが
北側に向かって開口部をとり、隣地の緑を借景とする計画。

順光がその緑にあたりキラキラと美しい光が室内に飛び込んできます。

ゆらぎを取り入れる
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# by tsuji-chika | 2019-08-16 16:55 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190814 1cm

『白浜の家』

2階の床が、1階の外壁より1m外に飛び出しています。

片持ちスラブ(床)。

仕上がるとその持ち出した底の部分が外から見えることになります。

通常、和室の天井は部屋の中心部分で少し上げて仕上げます。
部屋の真ん中も、部屋の端も同じ高さで水平に仕上げてしまうと
目の錯覚で、天井の中心部分が下がって見えてしまうから。

それと同じで
この片持ちスラブも前方を1cm持ち上げて型枠を組んで頂きました。
型枠大工さんからの提案です。

机上と実際の間に乖離があること。
工業製品とは違う、建築の難しいところ。

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# by tsuji-chika | 2019-08-14 08:59 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190810 配筋検査3回目

『白浜の家』

通常の住宅では、1回のところを
今回の現場では4回配筋検査をすることになります。

いよいよ2階床の配筋が登場。
2階の外壁が、1階よりも1m飛び出しているので一回り建物が大きくなった印象です。

敷地にスケールアウトせず、とても馴染み良い大きさです。
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残り半分の基礎(写真左側)は1階部分が出来た後、型枠を外してからの施工となります。
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# by tsuji-chika | 2019-08-10 08:32 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)

190802 copic

製図版の上で計画中の物件について創造を膨らませる。

長いプロジェクトを根気強く進めていくためには
これで行けるという自身のようなものを持っておかなくてはならない。

印刷した立面図に塀や人、植栽を描いて雰囲気をつくる。
次に登場するのが、copicという彩色用のペン。

滑らかな塗り心地と、ほのかに香るインクのにおいが
それらしい雰囲気を作ってくれる。
下手が下手なりに塗ってもそれっぽく見えるのはこのペンの好きなところ。

塗っている間に創造が少しずつ膨らみ、具体的になっていく。
そうして少しずつ自信を持つようになってくる。

ただ、CADで図面を描いて印刷したものだけのものには力が無い。
この儀式のようなプロセスは今までも何度と繰り返してきた。
恐らくPCで彩色して色を出しても同じような感覚になることはないと思う。
アナログの持つ力なのかもしれない・・・。

■copic少しずつ集めていきたい
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# by tsuji-chika | 2019-08-02 16:55 | 道具 | Trackback | Comments(0)

190731 割付

『白浜の家』

南国の照りつける日差しの下、配筋検査をさせて頂きました。

写真は1階(申請上は地階扱い)のコンクリートの型枠。
型枠(ベニア)を両側からサンドイッチして、それぞれがコンクリートの重みで離れないように
セパという鉄筋の棒で両側から引っ張ります。

コンクリートにはこのセパの端部につくピーコンと呼ばれる部材の後が残るので
それを事前に割付ておく必要があります。

割付と言えば、コンセントや照明、エアコン用のスリーブ(穴)なども
それぞれが干渉しないように、それぞれがバランス良く見えるように位置を決めています。

工種が、型枠、鉄筋、電気、設備、ガスと複数にまたがり
それが1回コンクリートを流すだけで、すべてが決まってしまうところに難しさがあります。

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# by tsuji-chika | 2019-07-31 06:33 | 『白浜の家』 | Trackback | Comments(0)