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220901 断面で考える

『六十谷の家２』

昔、宮脇さんの図面集(p168～170)見て記憶に残っていた納め方。

１階にLDKでまとめると２階はどうしても寝室の集まりとなる。
中廊下を挟んで部屋がくっつくレイアウトになるので各寝室はどうしてもスペースに制約ができる。

平面で考えているとそれで終わりなのですが
そもそも廊下って通れれば良いよねという判断をすればその上は良い収納スペースとなる。
廊下の天井を極力低くしその上に寝室から使えるロフトにしている。
これで、収納スペースが飛躍的に確保できる。
ロフトにはホコリが入らないように扉をつける計画に。

■ロフトスペースの高さを確保する為に梁を少し下げている

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220830 合わせていく

『有田の家４』

床材はミャンマーチークを中心に
キッチンや玄関はモルタル金コテ仕上げとする。

床が決まればそれに合わせて家具の材料を決めたり
巾木の扱いを決めたりする。

ミャンマーチークの色見はこげ茶色をしていて力強さも感じられるので
家具や式台などはそれに合わせてラワンで仕上げる。
巾木もラワンでといきたいところですが
コストのこともあるので木下地にペンキ塗りとして壁側に合わせていきます。

■落ち着いた印象になりそうです


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220825 造作工事

『有田の家４』

工事は順調に進んで造作工事の真っ最中。
大工さんを中心に木製建具の枠を付けたり、壁や天井の下地を作ったりと
少しずつコツコツと作業が進む。

建物の外観も輪郭がはっきりしてきた。
良いプロポーションです。



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220824 現場にて

『六十谷の家２』

現場には良く行く方だと思う。
図面もそれなりに描いているけど
現場の方もそこまで描いてくるなら、じゃーここはどうなるのってなってくる。
適当というわけにはいかなくなってくる。

写真は換気扇の配管の取り出し口について検討している様子。
間柱に干渉するのでどのピッチで出すときれいかなど話し合って決めていく。


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220818 抜く

『六十谷の家２』

戸建て住宅とマンションやアパートの違いは
窓が多方向に確保できる点にあると思っている。

マンションやアパートは基本的にはリビングやダイニングがある
南側に大きな掃き出し窓があるだけで、北側は玄関となって閉まっていることが多い。

間取りを考える際
多方向に窓が、視界が抜けるように検討する。
それがマンションやアパートとは違う、戸建て住宅ならではのメリットにつながるから。
一方向だけを向いての生活より
多方向から光や風が入る方がより豊かに感じられるのでこの考えは大事にしている。

今回の土地では、西と北の隣地は建物が迫っていて視界の抜けを作るのは難しい。
北西角が唯一抜けそうだったので
そこに階段室を設けて北側の視界を獲得している。

その効果は如何ほどに。乞うご期待ください！

■1.5階にあたる踊り場には勉強コーナーが造作される　台所から見える位置となります


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